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早いもので2017年も残り3週間になってきました。
米国雇用統計の堅調さで米金利上昇観測の一方で国内GDP7-9月期の上方修正からSQを迎えた先週の日本の株式相場は堅調に推移しており、2018年に向け明るさが鮮明になりつつあります。
日経平均は再び23000円台乗せしそうな勢いですが、水面下では投資家の物色の矛先がどこに向かうのかが議論されているようにも感じられます。
日経平均をリードする超値がさ株の一角が主役となる中で蚊帳の外に放置されている銘柄も散見される中にあって皆様の2018年に向けたポートフォリオはいかがでしょうか。
上がった銘柄もあれば後半にかけ下げた銘柄もあって銘柄毎に動きの違いはありますので、そのあたりをどう見るかですが、安くなった銘柄をコツコツと仕込んでおくかそれともこれまで活躍してきた銘柄を改めて仕込み直すのか投資作戦は様々です。
私は今週から来週にかけ、炎の投資情報という有料メルマガで2018年の投資作戦とリスク限定型のポートフォリオ構築に向けたお話をお届けしようと考えております。
安くなった株にはそれなりの理由もあり、なかなか安くなったからと言って手が出せない投資家もお見えになるのかも知れませんが、事業内容や業績内容を十分にチェックして株価の位置や時価総額などを加味して投資するように心がけて頂くことが必要なのかと思います。
比較的地味な銘柄でも投資タイミングによっては高い成果が上がることもあります。
IR活動が株価に影響している事例を今年は数多く目の当たりにしてきました。
2018年も積極的なIR活動を行っている企業やIRを積極化し始めた企業に評価の軸足を置くことにしたいと思います。
市場にはPBR1倍割れ銘柄がなおも1300銘柄以上も存在しており、その中にはPBRが未だに0.5倍を割れている銘柄が300近くも存在しているという現実に注目しないわけにはいきません。
当然のごとく未来の成長につながるテーマ株にも関心を向けていく必要があります。
デフレ脱却が現実のものになるとインフレヘッジの視点での株式投資はますます有効になってきますが、低PBRで高配当利回りのキャッシュリッチなバリュー株を基本に、IoT、AI、ロボットなど時流に乗るテーマ株やIPO後の株価低迷株を含めた投資でじっくりとポートフォリオを構築していくことを皆様には実践していただきたいと思います。
言うは易く行うは難しながら株式市場に残る有望な投資対象となる銘柄を発掘しながら投資の検討を行って頂くことも念頭に入れておかれましたら幸いです。
(炎)
(情報提供を目的にしており内容を保証したわけではありません。投資に関しては御自身の責任と判断で願います。万が一、事実と異なる内容により、読者の皆様が損失を被っても筆者および発行者は一切の責任を負いません。)