今年も年末ジャンボ宝くじのシーズンが到来。
どういう訳か私は宝くじは買いませんので当たる楽しみはないのですが、多くの宝くじファンは買って年末を迎えることになります。
宝くじは多くの外れくじから当選者にお金が移転する仕組みです。
小さな紙きれをめぐって勝ち組と負け組が悲喜こもごもの物語を展開し、時には1億円以上ものお金を手にすることもできる宝くじと株式投資の違いは何でしょうか。
紙切れに願いをこめて少額マネーで運よく1億円を当てた人と一定のまとまった資金を株式に投資して資産を持った投資家の違いでもありますが、宝くじは単なる運でもあります。
当たる確率は極めて低く、当たらない宝くじ(別名 (た)からくじ)を求めて胴元(管理銀行)のみずほ銀行に紙切れ代としてお金をつぎ込むことになりますが、当たらないとほとんど戻ってくることはありません。
それでも多くの人々は宝くじを買い求めます。リスクはくじ代に限定されますので娯楽の一種とも言えます。
一方では株式投資で資産をつくるのはかなりの自助努力が求められます。
リスクテイクをしないとリターンも得られないことになります。
億の近道の読者の皆さんの中にも100万円から始めた株式運用で3年程度の期間で1億円の資産をつくった若手の方もお見えです。実際には運も味方しての結果だろうとは思いますが、投資に際しての勉強、企業研究を根底にしてのリスクテイクした結果のリターンなのですから、宝くじとはまったく違います。
億の近道の読者の皆さんは100万円のお金を毎年2倍にしていけば7年で1億円になるという話をご存知かと思います。宝くじでは1日にして億のお金を持つ人も出てきますが、滅多に当たることはありません。
様々な努力で運用をしながら1億円という資産を持つに至った投資家がこの億の近道からは多数輩出されますことを大いに期待しております。
よくこの宝くじ売り場から1億円当選者が出ましたとの貼り紙が出ていたりしますが、この「億の近道」でも1億円の資産家が出ましたと呼びかけられればとは思いますが、それは読者の皆さんの心の中に留めて頂き、今後もじっくり取り組んで頂ければと思います。
(炎)
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