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先週12日からIPOラッシュが始まりました。
12月は22銘柄がIPOすることになります。
聞きなれないIPO企業に皆さんはご関心をお持ちでしょうか。
こんなに次々と新しい銘柄が出て参りますが、よく消化できるなと思われている皆さんもお見えかと思います。
佐川急便を傘下に持つSGホールディングス(9143)は今年最大のIPO銘柄となりましたが公開価格1620円に対して初値は1900円。読者の皆さんも申し込みされて宝くじと同様に当たったという方もお見えなのかも知れませんが、初値形成後も2222円までの高値がありましたので多くの皆さんの資産増強に寄与したのではないでしょうか。
短期売買に努める約300万人の投資家の皆さんはIPO市場に関心を寄せていますのでどうしても株価は短期的に大きな変動を見せがちです。短期の視点でIPO時点に関心が高まりますが、多くのIPO銘柄はIPO後に調整局面が続くことも事実です。
今年は90銘柄がIPOして参りましたが、当然のごとく公開価格⇒初値⇒高値、安値⇒時価の関係がデータとして投資家には提供されます。
またIPO時の業績展望とその後の進捗が情報提供されます。
短期売買に徹する投資家もいれば中長期スタンスでの投資家も数多く登場し、株価は変動していきます。
多くの有名企業とIPOしたての企業、その時々の株式相場に彩りを添えながらIPO後の株価変動にぜひご関心をもって頂ければ幸いです。
【参考:2017年IPOの低PER銘柄】
1.日宣(6543)
時価2190円 公開価格1600円 PER6.4倍(特別利益による)
2.ウェーブロック(7940)
時価1300円 公開価格750円 PER8倍(今3月期業績上方修正)
3.CSランバー(7808)
時価1813円 公開価格1480円 PER10.2倍(今11月期EPS向上期待)
4.LIXILビバ(3564)
時価1916円 公開価格2050円 PER11.7倍
(炎)
(情報提供を目的にしており内容を保証したわけではありません。投資に関しては御自身の責任と判断で願います。万が一、事実と異なる内容により、読者の皆様が損失を被っても筆者および発行者は一切の責任を負いません。)