年初堅調に推移したのにここに来て、底割れに至った株式相場。この先も不安感が募る展開が続きそうです。

 個別銘柄の集積である指数の値下がりの中で皆さんのお持ちの銘柄も当然のごとく影響を受けているかと推察されます。


 こうした上がったり下がったりの株価変動の中ですが、資産増強を目指す多くの積極的な投資家の皆さんにとっては、どうしたら本当に資産が倍増させられるのかを日々探求されているものと拝察致しております。

 サラリーマンであれ自ら商売されている方であれ余資運用による資産増強のアイテムは株が一番!!と決め込んでおられる皆さんには高値圏に位置している銘柄よりは安値圏にあって大きく反転(最低でも30%以上)しそうな水準にある銘柄をできれば投資の対象にして頂きたいと思います。

 ただ、本当にそれでリターンが上がるかと言うと、なかなか確証が得られませんのでつい腰が引けてしまいがちです。

 ここは株価の長期低迷状態にある銘柄を投資対象として
1)打診買い
2)業績進捗の確認
3)本格買い
4)買い増しを経て2倍化後の半分売却でコストゼロ化を図り、

資産の増強を図っていくことを念頭に入れて約半年から1年間のおつきあいを願いましたら幸いです。できれば5銘柄ぐらいでポートフォリオを構築して取り組まれると多少安心感があります。


 IPO後に高値から半値以下に低落し、損切り対象となっている可能性がある時価総額100億円以下の銘柄がその候補となります。
 皆さんも独自の目線で選定した銘柄でポートフォリオを組んで頂きたいと存じます。今回は特別に300万円のモデルポートフォリオを組んでみることにしました。


1.No.1(3562・JQ)
 2017年3月28日上場
 公開価格1570円
 初値  3460円(公開価格比2.2倍)
 高値  4135円(2017.3.27)(初値比+19.5%)
 安値  1586円(2018.3.26)(高値比▲61.6%)
 時価  1618円(初値比▲53.2%)
 時価総額25.2億円


2.うるる(3979・マザーズ)
 2017年3月16日
 公開価格3000円
 初値  3330円(公開価格比+11%)
 高値  5600円(2017年5月29日)(初値比+68.2%)
 安値  2310円(2018年2月12日)(高値比▲58.8%)
 時価  2596円(初値比▲22.0%)
 時価総額84.1億円


3.日宣(6543・JQ)
 2017年2月16日
 公開価格1600円
 初値3000円(公開価格比+87.5%)
 高値3030円(2017年2月16日)(初値比+1.0%)
 安値1602円(2018年3月26日)(高値比▲47.1%)
 時価1700円(初値比▲43.3%)
 時価総額33.1億円


4.シルバーエッグテクノロジー(3961・M)
 2016年9月
 公開価格900円
 初値 2622円(公開価格比 2.9倍)
 高値 4620円(2016年10月3日)(初値比+76.2%)
 安値 1631円(2018年2月15日)(高値比▲64.7%)
 時価 1761円(初値比▲32.8%)
 時価総額50.7億円


5.クロスフォー(7810・JQ)
 2017年7月20日
 公開価格730円(2分割換算365円)
 初値 1051円(525.5円)(公開価格比+44.0%)
 高値 1810円(905円)(2017年7月25日)
         (初値比+72.2%)
 安値  366円(2分割後)(2018年3月26日)
         (高値比▲59.6%)
 時価  388円(初値比▲26.2%)
 時価総額64.7億円


【300万円モデルポートフォリオ】運用期間6か月~1年間

1.No.1(3562・JQ)
 1618円×400株=64.7万円

2.うるる(3979・M)
 2596円×200株=51.9万円

3.日宣(6543・JQ)
 1700円×400株=68.0万円

4.シルバーE(3961・M)
 1761円×300株=52.8万円

5.クロスフォー(7810・JQ)
 388円×1500株=58.2万円

 合計 296万円


(炎)


(情報提供を目的にしており内容を保証したわけではありません。投資に関しては御自身の責任と判断で願います。万が一、事実と異なる内容により、読者の皆様が損失を被っても筆者および発行者は一切の責任を負いません。)


honoh_01.jpg