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今週(4月23~27日)の東京株式市場は、日経平均株価が週間で305円63銭上昇し(率にして1.4%の上昇)、2万2467円87銭で取引を終えました。5週連続の上昇です。
週初は前週20日の米株式市場でアップル株が急落したことが嫌気され、軟調な滑り出しとなりました。ただ、外国為替市場で、円安・ドル高が進行したことを好感して自動車、機械など大型輸出株に買いに入り、日経平均株価は反発。24日には約2カ月ぶりの高値をつけました。
週末にかけては、東京エレクトロン(8035)、ファナック(6954)の19年3月期の業績見通しが明暗分かれるなか、半導体株の成長期待が再燃する形で、総じて買いが優勢となりました。
為替の想定などを含め、企業側が今19年3月期の見通しを保守的にみる「ガイダンス・リスク」が警戒されますが、ドル円相場が、1ドル=109円台で推移することなどから、やや安心感が生じているようです。
先週も申し上げましたが、当面は堅調なファンダメンタルズを反映する展開が続くものと予想します。
(水島寒月)
(情報提供を目的にしており内容を保証したわけではありません。投資に関しては御自身の責任と判断で願います。万が一、事実と異なる内容により、読者の皆様が損失を被っても筆者および発行者は一切の責任を負いません。)