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日経平均が年初来高値を取った途端に再び調整の動きになるなど波乱の相場展開が見られます。
いつも言うように株価は山あり谷あり。
上がることもあれば下がることもあるので、それで儲けるのは難しいのですが、それがまた面白いのです。
買い下がりというスタンスの場合は無限にお金があれば有効でしょうが個人投資家の皆さんはそういう訳にはいきませんね。
限られた資金で運用し、成果を上げるのは大変なことですが、高値つかみを避けて割安感のあるタイミングで分散投資に努めていれば、何らかの成果は得られる筈。株価の変動に余り一喜一憂しないで、ここはじっくりといきたいところです。
デフレ脱却に向けた十分な成果が上がらない中でアベノミクスは第3幕に突入。来年10月の消費税増税を方向として決める一方でその対応策を打ち出そうとしている中で今後の日本株への投資家の取り組み方がどうなるのかとあまり心配しても致し方のないところ。すべては米国株次第で米中貿易戦争の行方次第でもあり、余り複雑に考えない方が良さそう。
相場に変動はつきものなので、ここでは過度に弱気せず、また過度に強気に傾かず、冷静に対応する賢さが求められます。
そうした全体相場の変動を横目に個別銘柄は年末相場に向けた新たな展開が想定されます。全体相場は225銘柄の中でもソフトBKやファーストR次第となりますが1年で10%程度のパフォーマンスを求めての運用資金なら格好のチャンスが到来しているとも言えます。
年間の資産倍増を目標に運用されている投資家の皆さんは中小型株の動向に高い関心をお持ちになっているのかも知れません。
バリュー株投資に材料株、テーマ株投資、成長株投資など様々な運用アイテムを対象に吟味してみると現在の市場には見落とされた銘柄がたくさん存在していることに気がつかされます。
IPO銘柄にフォーカスして取り組まれている投資家の皆さんはこのところはやや迫力に欠ける展開なのかも知れませんが、どんな銘柄が出てくるか絶えず吟味しながら、取り組まれているものと思われます。
どのような運用手法にせよ波乱相場の中で次の相場のうねりが待っていると信じて、中長期スタンスでの運用に注力頂きたいと願います。
(炎)
(情報提供を目的にしており内容を保証したわけではありません。投資に関しては御自身の責任と判断で願います。万が一、事実と異なる内容により、読者の皆様が損失を被っても筆者および発行者は一切の責任を負いません。)