有料メルマガ・石川臨太郎の「生涯パートナー銘柄の研究」の過去配信ライブラリ「銘柄研究」「コラム」のうち、コラムの一部を掲載いたします。
自立した投資家、石川臨太郎のコンテンツをお楽しみ下さい。
なお、内容は執筆当時の背景に基づいており、現在の状況と必ずしも一致しないことを予めご了承下さい。
=コラム「リスクを取って株へ投資して良かった」=
(有料メルマガ第434回・2017/5/30配信号)
※2017年5月現在の内容です。留意してお読み下さい。
(前略)
最近は、自分が多めに投資している低PERかつ低PBRで配当利回りも高い企業の株が大きく下げてしまうことも多いです。
ポートフォリオの銘柄で多めに投資している企業ばかりに、そのようなことが起こると、ついもっと上げそうな企業の株にシフトしたいと考えるようになります。
しかし、シフトした途端に売ってしまった企業の株が大きく上げることも起こります。ファンダメンタルズをじっくり検討して投資したなら、他の投資家の売買によるとばっちり(=需給)で下げることには我慢して耐えていくことが大事だと感じます。
よく自分に言い聞かせていることは『ポートフォリオの毎日の増加額ばかり気にしてはいけない(=利益の増加ばかり気にしてはいけない)』ということです。
私が株式投資をするのは株式投資をして稼ぐためです。だから投資で稼いだ利益の額は気にしています。儲けの額に執着することはけして悪いことでは有りません。しかし毎日の投資額の増加ばかりを気にしていても進歩は有りません。
投資では一時的な儲けの額よりも、投資で正しい判断が出来たか、その判断どおり投資できたかどうかがより重要なのです。儲けの額ばかり、結果ばかりを気にしていては、投資力はついてきません。
無尽蔵に資金を持っているわけではないので、自分の手持ち資金で、どの株に投資するか、投資家は常に選択を求められています。また、いま投資している株より利益が得られそうな投資候補の株が出てきたとき、いま所有している株を売って資金を作り、新しい株に投資するという判断をすることもあります。
その結果、新しく買った株が思惑通りあがることもあれば、下がってしまうこともあります。そして売った株が逆に大暴騰してしまうこともあるのです。悔しいですよね、そんなときは。でも投資の儲けの額ばかりを気にしていると、こんな失敗をすると、だんだん行動することに対する抵抗が心のなかに生まれてきます。また失敗してしまうのではないか。そしてだんだん投資行動がとれなくなってしまいます。
しかし、買った株が偶然上がって儲かることは株式投資をしていればよくあることです。なんで儲かったかよく分からないけれど、とにかく儲かった。儲かったからよしとしよう。儲からなかったらダメとしよう。
それでは進歩がありません。「いくら儲かった。だから良かった」ではなくて「何で儲かったのか」をここで考えなければいけないのです。儲けの額、損失の額、確かに重要です。でも、次も同じように儲けるためには、そして次に損をしないためには「何で儲かったか」「何で損したかを」をちゃんと分析して良い経験に変えていくことが重要です。
儲かったけれど実は自分の行なって良い投資金額を超えて資金を投入した結果、たまたま上手くいって資金が増えるということもあります。しかし、今回上手くいったからといって、次回も上手くいくとは限りません。失敗したらどうなるか。損失は投資した額が大きいだけにダメージも大きくなります。
投資ではムリして大きく勝つより、ムリしないでコンスタントに勝つ。1回の失敗で立ち上がれなくなってしまうような大きな失敗を避けて、小さく損をして、それを良い経験に変えて、チャンスにガッチリと利益を上げることができるようにすることが大切なのです。個々の投資すべてに勝たなくても(=利益を上げなくても)投資トータルできちんと利益を上げられるようになることが重要です。
投資ばかりではなく事業でも、偶然成功してしまうことはままあります。本当にすごい人はその成功の理由をきちんと分析して二匹目のドジョウ、三匹目のドジョウを確実に手にすることができるようにする人です。
(後略)
経済的独立ワクワク!サポーター 石川臨太郎
(情報提供を目的にしており内容を保証したわけではありません。投資に関しては御自身の責任と判断で願います。万が一、事実と異なる内容により、読者の皆様が損失を被っても筆者および発行者は一切の責任を負いません。また、当該情報は執筆時点での取材及び調査に基づいております。配信時点と状況が変化している可能性があります。)
★病気に負けるな石川臨太郎! 石川臨太郎応援企画 本日最終号配信中♪★
本日最終号(第12号)配信!
村田雅志氏による、石川臨太郎研究コンテンツ。
【村田雅志の「石川臨太郎有料メルマガ生涯パートナー銘柄の研究」の研究】
いよいよ全12回の最終号です。
今回は、「第2の石川臨太郎が生まれるように」という想いから、メンタル、
投資哲学、投資手法の切り口で、石川臨太郎の資産運用に勝つ秘訣をまとめて
います。
ぜひお読み下さい。
この応援企画(「生涯パートナー銘柄の研究」の研究)は、有料形式で計12
回のメルマガとしてご提供いたします。
2008年12月より10年間配信されていた有料メルマガ509回分全て
を分析し、研究いたします。それらに掲載された銘柄情報を中心に、傾向分析
や現在の評価などを加味して解説します。
村田氏の思いはこちらをお読み下さい
⇒ http://www.okuchika.net/?eid=8303
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●第12号(6/4配信)より
今回は、最終回として、あらためて、石川臨太郎さん、とは何者?(笑)な
のかを整理したいと思います。
今回の整理をきっかけに、読者の中から「第2の石川臨太郎」が生まれてく
れると(私としては)大変うれしいです。
(後略)
第1号目次
■有料メルマガで取り上げられた企業数
■メルマガで一番取り上げられた企業は?
■3回以上取り上げられた企業をすべて紹介
第2号目次
■石川さんは化学好き?~研究銘柄を業種別にみる
■石川さんは意外と大企業嗜好?~研究銘柄を市場別にみる
■石川さんは中型が好き?~研究銘柄を時価総額別にみる
第3号目次
■生涯パートナーの絶対条件!~研究銘柄を自己資本比率で整理する
■赤字企業は嫌い!~研究銘柄をROEで整理する
第4号目次
■低利益率でも大丈夫?~研究銘柄を営業利益率で整理する
■上場廃止銘柄を確認する
第5号目次
■まずは確認~メルマガの構成
■研究銘柄の語り方
■創業時期などの沿革、事業の紹介
■株価や業績の変化
第6号目次
■研究銘柄の語り方
■「研究銘柄に選んだ理由」の構成
■常に現状をチェック~研究銘柄として選んだ銘柄の最近の動向
■株価下落リスクを可能な限り避ける試み~選んだ理由の箇条書き
第7号目次
■研究銘柄を分析する手順
■研究銘柄の資産価値の定義
■研究銘柄の資産価値と時価総額との比較
■研究銘柄の事業価値の計算方法
■研究銘柄の事業価値を定性的に考える
第8号目次
■コラムの内容を整理
■同じタイトルのコラムが続く
■石川さんと「メンタル」の関係
■石川さんが語る「夢」の効用
■儲けられない投資家
第9号目次
■石川さんが考えるインカムゲインの「あるべき姿」
■石川さんが考える「生涯パートナー銘柄」
■石川さんの投資哲学は戦闘?
■株式投資における戦略、戦術、戦闘力
■インカムゲインを一気に確保する戦闘
第10号目次
■前期(19年3月期)は25%の減益
■20年度からの3カ年の中期経営計画
■株価の推移と石川さんの見方(勝手な予想)
■石川さんの視点を使ってA社を分析する~(1)割安度
■石川さんの視点を使ってA社を分析する~(2)業績予想の保守性
■石川さんの視点を使ってA社を分析する~(3)業績が伸びると増配
■A社のM&A戦略
第11号目次
■K社の事業内容
■株価の推移と石川さんの見方
■3期連続で最高益を更新
■石川さん好みの中期経営計画
■K社の資産価値
■K社の株主優待
最終号(第12号)目次
■石川臨太郎のメンタル
○個人投資家が身に着けるべきこと
○株式投資と自動車運転
○自分を知る
○過去から学ぶ
■石川臨太郎の投資哲学
○株式投資の目標
○責任を取る
○過去は変わる
○インカムゲインに対する考え方
○リスクに対する考え方
○石川さんが考える「生涯パートナー銘柄」
■石川臨太郎の投資手法
○研究銘柄の条件
○投資資金の上限
○株式投資=戦争
○株式投資における戦略、戦術、戦闘力
○企業の本質的な価値(資産価値と事業価値の合計)
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●申込要項
これは全12回限定の企画です。
お申し込みいただくと全てのコンテンツをお読みいただけます。
購読料:9,720円(税込)
3月19日~6月4日配信分(12回)
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