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運が実力のすべて その2
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運が実力のすべて その2

2019-07-10 22:05



    ~石川さんのご紹介~

     石川さんは、サラリーマン個人投資家です。株から収入が今年2000万円を超えています。すばらしい成績を残しています。また、不動産をすでに8つ保有していて、不動産からの収入だけでも十分、暮らしていける収入の基礎を築いている方です。働かなくても暮らしていけるだけの資産を手に入れて、経済的な自由を石川さんのように人生の早い段階で手にいれることは、多くのサラリーマンにとっての夢だと思います。
     でも、石川さんはいいます。誰でもできることなんだって。本当でしょうか。それは連載を読まれて、みなさんが判断してください。わたしも、個人的に多くのツキを石川さんからいただきまして、彼と知り合って、どんどんツキが出てきました。すごいツイている方なんです。このツキをみんなに伝染させようと、この企画がスタートしました。連載は10回です。ご意見やご感想をお待ちしています。(山本 潤)



    ■連載 「運が実力のすべて その2」 by 石川凛

     みなさんも「今日はツイている。」とか「今日はツイていない。」とか感じた経験をお持ちだと思います。私が学生の頃、ツキを一番意識したのはマージャンをやっていたときでした。本当にツキがあるときと、ツキがないときの差は大きいし、ツイていたのに、自分の愚かな行動によってツキが去っていってしまうこともよく実感していました。試験の時、直前に勉強していた問題がでたときなども本当にツイている、運がいいと感じたものです。(笑い)

     しかし私が人生においてツキの存在を本当に意識するきっかけになったのは、京都大学の逢沢明助教授の著書「ゲーム理論で究める人生の成功法」で「人生の不公平」について学んだことに始まります。

    みなさんの周りにもきっと運の強い人もいれば、運の弱い人もいるのではないでしょうか。しかしこの差はみなさんが思っているよりずっと大きいようなのです。確率の問題を厳密に科学的に突き詰めていくと、実は「運の強い人と弱い人とでは、極端なほど大きな開きがある」と考えた方が妥当なのだそうです。

    私が「運は実力のうち、ではなくて運が実力のすべてだ」と申し上げたことは覚えておられますか。

    まったく運に無頓着で生活していた場合の、運の偏りというのが、私達の常識よりも、ずっとかけ離れて大きいという事を知り愕然としたのです。運不運を我々が関知し得ない確率の偏りにより生じると考えると絶望的な差が発生してしまうのです。つまり、私達の主観と比べて、実際に起こる確率現象の客観的なデータは、かなりかけ離れているのです。

    たとえば、コインを100回投げて裏表をだす場合、表が7回も8回も連続してでるのはごく普通の事です。これは乱数表を見てもらえばよくわかるそうです。ぜひ一度乱数表を見て確認してみてください。

    偶然は不公平かつ無慈悲です。日本人の中で、最も運のいい人と、最も運の悪い人とでは、一体どれほどの差がつくのでしょうか。この質問にも逢沢先生は答えて下さっています。
    『日本人全員の中で、もっとも運のいい人を考えるには、まず日本の人口を概算する。ほぼ、一億二千五百万人ほどだ。この一億二千五百万という値が、二の何乗ほどになるかを考える。計算すると二の二十七乗ほどだ。このように二の何乗かがわかれば、幸運と不運とを議論できるのである。

    二の二十七乗の日本人がいたとき、その運というのがまったくランダムなら、どのような差がつくのだろうか。答えは簡単である。幸運と不運とがほぼ確率半々だとしたとき、

      もっとも運のいい人:幸運が27回続くほどの運を持つ。
      もっとも運の悪い人:不運が27回続くほどツキがない。

    27回というのは概算だが、ほぼそれに近いほど幸運が起こり続ける人がいたとしても、あるいは不運に見舞われ続ける人がいたとしても、確率的には何ら不思議ではない。

     偶然というのは、ある意味ではそれほど不公平で、かつ無慈悲なものである。一人の人間の全人生の中で、ほぼ確率半々の場面のうち、もっとも重要なものを27場面だけ選んでみよう。日本人の中で、もっとも運のいい人は、その27場面すべてにおいて、つねに幸運の側に回り続けることだろう。

    そして、もっとも気の毒な人は、その27回のすべてにおいて、幸運の女神に見放され続け、不幸な結果ばかりしか得られないのである。その差はあまりに大きい。たとえ人類すべてが公平な時代になったとしても、その一生おける偶然というのは、これほどまでに不公平なのである。運のいい人と悪い人は極端に分かれる』

     みなさんが運に無頓着なら、幸運の女神様はこれほど冷酷、無慈悲だというわけです。ちょっとショックでしょう。

    ところが幸運の女神様はプラス思考をする人、自分が「ツイている」と信じている人が大好きです。自分がツイていると信じている人にはものすごくエコひいきをしてくださいます。そして自分がツイていないと思っている人には、ものすごく冷淡なんです。

     みなさんツイていますか。自分がツイている思えない方はいらっしゃいますか。
    もしそう思っていたら大変です。これから私とともに「運とツキの法則」について学びましょう。

    次回からはそのコツをお教えしましょう。その方法は簡単です。でも実行しない人が多いんです。騙されたと思って実行してみてください。本当にリスクはありません。実行すれば10日くらいで効果が出てくると思います。この連載が終わる頃にはいまはツイていると思えなかった方もきっと自分がツイてると心から思えるようになっているでしょう。(笑い)

    (石川凛)


    (情報提供を目的にしており内容を保証したわけではありません。投資に関しては御自身の責任と判断で願います。)

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