今週(9月24~27日)の東京株式市場は、日経平均株価が週間で200円19銭下落し(率にして0.9%の下落)、2万1878円90銭で取引を終えました。4週ぶりの下落です。
日経平均株価は週初の24日(火)に前週から3日続伸し、4月26日以来、およそ5カ月ぶりの高値水準となりました。ただ、さすがに高値警戒感が広がったうえに、トランプ大統領の弾劾問題が浮上。25日(水)は利益確定売りも出て反落。26日(木)は小反発しましたが、27日(金)は前日比169円安と沈みました。個別では、前週に続いてゲーム関連が買われました。
来週は、恒例の月末月初の経済指標を確認しつつ、神経質な展開になるのではないでしょうか。10月1日はいよいよ消費税率が8%から10%に引き上げられます。消費動向への関心も高まるものと思います。
ただ、世界的に、金融緩和に加えて、財政出動への期待も高まっています。
株式相場は上値は重いものの、下値も固いのではないでしょうか。
(水島寒月)
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