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相川伸夫のクロスフォー決算説明会報告(ポジティブ)
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相川伸夫のクロスフォー決算説明会報告(ポジティブ)

2019-10-02 16:33
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    ■相川伸夫ピックアップ銘柄フォロー
     ※9月27日(金)執筆時点

    ・山王(3441)2016年12月19日配信
     株価560円⇒705円(+26%)
    ・テノックス(1905)17年2月20日配信
     株価815円⇒816円(+0%)
    ・特殊電極(3437)17年6月12日配信
     株価2922円⇒4885円(+67%)
    ・東北特殊鋼(5484)17年9月4日配信
     株価1831円⇒1420円(-22%)
    ・新報国製鉄(5542)17年10月2日配信
     株価1577円⇒1106円(-30%)
    ・パウダーテック(5695)18年2月19日配信
     株価4845円⇒2810円(-42%)
    ・東京エレクトロンデバイス(2760)18年4月6日配信
     株価1970円⇒2092円(+6%)
    ・アバント(3836)18年6月25日配信
     株価945円⇒2072円(+119%)
    ・神戸天然物化学(6568)18年8月13日配信
     株価2718円⇒1344円(-51%)
    ・丸順(3422)18年9月18日配信
     株価826円⇒560円(-32%)
    ・クロスフォー(7810)18年10月9日配信
     株価421円⇒333円(-21%)

    ※ピックアップ銘柄は買い推奨ではありません。
     私の目で面白い、アツイ要素がある!という理由で記事を執筆した企業の経過観察です。
     執筆から3年程度は継続ウォッチしていきたいと考えていますので、銘柄は今後さらに増える見込みです。



     7月から10週に渡り毎週講義をしていた株の学校(名古屋)が9月14日に終了しました!
     名古屋卒業生6人にアンケートをしたところ、総合満足度は10段階評価中9.5点という異常なまでの高評価を頂きました!!!

    ・株の学校に参加したことで自身がどの程度レベルアップしたかについては10段階評価中7.8点とこちらも高評価でした!
    ※全く成長していない=1、想定以上の成長=10という設定での回答
    ・28万円という受講価格に関しても6人中5人が安い!1人は丁度いい価格とのことでバリューという評価を頂きました!!

     大変嬉しく思います!ありがとうございました。
     次の株の学校は2020年5月頃に東京、その次は大阪でやってみたいな~という予定です。
    ↓もし、今後の株の学校の開催について連絡が欲しい方は下記よりコンタクトください
    https://double-growth.com/contact/



    ■クロスフォー決算説明会に参加した感想


     結論から言いますと、とてもポジティブという評価です。
     前からアツいと言っていたテニスチェーンの事業にプラスアルファでイージークラスプという強力な新武器までプラスオンされての現在株価は非常に投資妙味が高いと感じています。
     もちろん、前々から伝えているようにホームランか三振をする豪快なバッターがクロスフォー社長である土橋氏です。
     私としてはもちろん三振しても構わないからビビらずに思いっきりバットを振って頂きたいと前々からエールを送っています。

     私が書くピックアップ記事は市場が認知されていない時点に先出しで書きたいという想いがあるので、株価的にはピックアップ記事掲載後に下がっているように見えるのが宿命だと理解しています。
     歯がゆい(記事執筆と投資タイミングは別物)のですけどね。
     アバントなんかは記事執筆後に割とすぐに市場から評価されました。
     基本は私が最初に取り上げてから1年~3年くらいの時間を要すると考えています。
     これから特に面白くなるのはクロスフォー以外には丸順・東京エレクトロンデバイスにも期待しています。
     ただし、投資判断はタイミングを含めてすべて各自でどうぞご判断くださいませ。


    ・2018年10月に執筆したピックアップ記事
     http://okuchika.net/?eid=8000
    ・みんなの運用会議で私の執筆記事
     https://double-growth.com/7810-crossfor/


    ■今回の決算説明会のポイント!

     ◇前期の減収減益になった理由
     ◇中国の貸し倒れ引当金について
     ◇イージークラスプ・テニスチェーンの引き合いは絶好調!
     ◇新製品のブリリアントブレスレットの生産準備スタート

    ↓クロスフォーIRページへのリンク
     http://www.crossfor.com/ir/

     この記事は
    -2019年09月27日リリース-
    『2019年7月期 決算説明会資料』をもとに解説します

     説明会資料を見ながら読んでもらうのが良いと思います

    ※山口取締役・土橋代表の説明をもとに解説


     ◇前期の減収減益になった理由
      ・P12にあるハイライトの理由説明
       売上が落ちた一番は国内向けの高額商品のOEM製品の販売量が落ちたことが原因です。
       P17の地域別を見ると前々期は28億円だったのが前期23億と-5億円と大きく後退しています。
       前々から説明してきたようにクロスフォーのビジネスモデルは国内向けと海外向けで売っている商品が異なるのです。国内向けOEMはジュエリー完成品(10万円以上の高額)と自社ブランドの手ごろ(1万円程度)のラインナップの商品。対して海外には完成品ではなくダンシングストーンのパーツ(パーツ1個当たりは非常に安い)を売っています(高利益率)。
       ジュエリー商品の売れ行きはジュエリー自体の人気以外にも景況感に左右されてしまいます。米中がドンパチやって、世界中がわちゃわちゃしている不透明な時には高額商品は伸びにくい。想像しやすいと思います。
       「老後2000年問題が―」って言ってるときにボーナスで20万円のジュエリーを買う人が減ってしまうのはしょうがないでしょう。
       また、国内販売低下には大水による災害も多かったから。というのも言い訳に聞こえるかもしれないですがこれを「業績には関係ない」とは私は言えないと思います。中国で起きた貸し倒れ引当金についても減益の大きな理由です。
       会社側の説明においても「ダンシングストーンの需要が下がったとは認識していない」とのコメントです。

     ◇中国の貸し倒れ引当金について
      そもそも何が起こったのか?から説明します。
      海外に対してのパーツ販売は先に前金で地金代をクロスフォーがもらってからパーツを輸出、商品を受け取ってから代金をクロスフォーに払うという流れになっています。
      問題になったのは中国の取引先の1社だけで、海外ではここだけ代理店形式(代理店に在庫を持たせて置き、売れたらその代金をクロスフォーに払う)にしており、代金の支払い猶予も2か月程度持たせていたとのことです。
      アメリカと中国は経済戦争していることもあり、カントリーリスクがさらに上昇しています。
      そこで海外戦略上、中国のその会社を代理店制にして、海外での基軸になる香港本社では東南アジア、タイ・インド・ミドルイースト・イスタンブール・ロシア等への営業注力をしているという構図です。ここ以外の中国の会社に直販しているところもあるようですが、そことの売上バランスに関しては分かりません。
      問題が起こったのは中国当局が金の流れに関して非常に監査が厳しくなったことが原因です。
      日本に対しての送金、および香港経由での送金に対して厳しいチェックが掛かるようになり「待った!」がかかり、なんだかんだ半年滞ってしまったことにより監査法人より売掛金の回収不能の可能性から「貸し倒れ引当金の計上」を余儀なくされてしまった。これは中国全土での話とのことです。
      ダイヤは数億円でもポケットに忍ばせて国外に簡単に持って行けたりすることからアンダーマネーに非常に都合がいいです。よって宝飾関連の金の動きには特に厳しいとのこと。
      クロスフォーは上場企業のコンプライアンスがある以上正規のルート、つまり中国当局の許可をもらったのちの送金に関する伝票を提出したりしてやり取りしていたのですが、それでも上手くはいかずに引当金計上に至ったとの流れです。
      現在、中国代理店には預金も支払い能力もあるとの情報認識であり、回収できた場合には純利益に計上されるとの説明でした。また、再発防止としてその1社との取引は現在中止していることにより「二次災害は起こらないし、これで完結している事象」との回答です。

     ◇イージークラスプ・テニスチェーンの引き合いは絶好調!
      P28のイージークラスプについて
      今年の5月からイージークラスプは生産スタート、6月からこの留め具を付けたテニスブレスレットも販売開始している。
      テニスチェーンの製造機械は現在3台で1直生産している。
      9月25日に香港の展示場でも大変な引き合いがあった(by土橋代表)。
      受注は好調で、新規受注(テニスチェーン、イージークラスプ)も来年の1月納期になる程に好調!
      生産に間に合わせるためにもテニスチェーン製造を3交代体制に切り替えて24H稼働に移行する計画もしている。
      しかし、まだまだ生産効率に人手がかかっているから急激に売り上げは立てられない。
      P28~P32などでテニスチェーンをイージークラスプに付けてるのはテニスチェーンも売れてきたからそのアピールも兼ねて資料に掲載している。
      イージークラスプはテニスチェーンにもダンシングストーン(ネックレス等)にもつけていく戦略をしている。

      ・現状の問題点はイージークラスプをキャストで作っていること
       これをすべてプレスにして、組みつけも機械でやれるようにしたい。
       かかっている原価は加工・組付けコスト、これをすべて機械化できれば加工コストは今の10分の1にもできると考えている。
       また供給能力も機械化によって大きく上がる。
       半年くらいで半自動化、今期中に全自動化への足掛かりを作りたいと考えている。
       もちろんイージークラスプもすべて特許、意匠登録もしている(特許申請中)。
      ・P10の世界での市場規模に対してのP37
       世界でのジュエリー市場規模は50兆円。
       ブレスレットだろうがネックレスであろうが留め具は必ずついている。
       留め具は裏方役のパーツであり、裏方は表に出てこない。
       留め具はブランドがいらない商品であり、品質やコスト、供給能力が重要。
       そして一度定着するとすごく長い定着が起こるので引き輪・カニカン・差し込み式からのリプレイスを十分に狙えるし、展示会での感触からも自信がある。
       イージークラスプによるリプレイスが狙える自信はなんと言っても従来多くの方がブレスレットの付けにくさを不満と言っていたものがこれで全て改善され、かつデザインの連続性からも優れているから。
       ※実際に私もイージークラスプを試させていただきましたが正直感動しました!今年の3月の企業IRの際にはクラスプのところがバネになっておらず、まだイージーではない印象でしたが、今回の物はホントにイージーに取りつけることが出来ました!
      ・P39、ブリリアントブレスレットについて
       しばらく後に製品サンプルが上がってくる。
       市場で一番高い高級時計というのはダイヤがちりばめられているもの。
       そこから時計を取ってブレスレットだけにしたもの。
       ブリリアントブレスレットにはテニスブレスレットを用いてP41のような構造を考えている。
       国内の有名時計バンドメーカーと一緒に作ろうとしている。
       クロスフォーでも他の製品同様の粗利率50%以上を狙っており、来年の4月に発売予定で考えている。
       ブリリアントチェーンは従来のキャストのような作りになっており、見た目のエレガントさに加えて光りが下に抜ける作りになっている事からこれまでになかった商品価値が提案できる。
       ⇒これも特許を申請中(特許庁に10年以上勤めていた人間が現在クロスフォーの特許戦略担当をしているから当社は知財に強い)


     主要な内容は上記になります。

     ここでポイントになるのは前から伝えているようにクロスフォーは世界中に年間400万個のダンシングスト―ンパーツを供給しています。
     イージークラスプはまだまだ手作業の部分が多くて、原価コストが高いですが、全自動になれば世界シェアを取りに行ける可能性は十分にあると思います。
     また、クロスフォーの役員名簿を見てもらうとYKKの副社長とユニクロの役員経験を持つ井上社外取締役が2018年10月から参画しています。こういうところも評価できるポイントです。

     今期の業績予想の数字に対して、今期の業績は大きく乖離する可能性もあるのではないか?
     私は大きな期待をしています(笑)

     一番のリスクはテニスチェーン製造&イージークラスプがトラブって結局生産が進まないというリスク(これは小さくないリスク)。
     その次は中国の代理店の1社との取引中止にしたことによって中国売上が減る可能性(中国以外の東南アジアなどにしっかりと拡販できるのか?)。というところに大きなリスクがあります。


     投資判断は必ずご自身で行い、自己責任でよろしくお願いします。


     それではまた。


    『全力全開全力前進!!!』


    (相川伸夫)


    (情報提供を目的にしており内容を保証したわけではありません。投資に関しては御自身の責任と判断で願います。万が一、事実と異なる内容により、読者の皆様が損失を被っても筆者および発行者は一切の責任を負いません。)

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