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今週(10月21~25日)の東京株式市場は、日経平均株価が週間で307円13銭上昇し(率にして1.4%の上昇)、2万2799円81銭で取引を終えました。3週連続の上昇です。
22日(火)の祝日をはさむ4日間の立ち合いでしたが、日経平均株価は25日(金)まで5日続伸と堅調に推移しました。米中協議の進展期待、国内主要企業の19年4~6月期決算への期待、米国の主要企業の業績が想定を上回ったことに伴う底入れ期待などが後押しし、日経平均株価は連日で年初来高値を更新。25日には、18年10月17日以来の高値をつけました。
半導体関連銘柄の上昇が継続したほか、エーザイ(4523)、サンバイオ(4592)など、バイオ・医薬品株も買いを集めました。
来週は月末・月初に公表される景気指標のほか、29日(火)~30日(水)に開催される米連邦公開市場委員会(FOMC)、30日(水)~31日(木)に開催される日銀の金融政策決定会合が注目されます。
FOMCでの追加緩和はほぼ確実視されていますが、今後の米連邦準備理事会(FRB)のスタンスが注目されます。パウエル議長のコメントによっては市場が失望する可能性があります。
また、日銀は今回、為替相場の落ち着きを踏まえて、追加緩和を見送るのではないでしょうか。
(水島寒月)
(情報提供を目的にしており内容を保証したわけではありません。投資に関しては御自身の責任と判断で願います。万が一、事実と異なる内容により、読者の皆様が損失を被っても筆者および発行者は一切の責任を負いません。)