日経平均はいい感じで23000円台まで戻りましたね。
これも外国人投資家がなせる技なのか?
外国人投資家が買い越しに転じると相場は良くなります。10年前から変わらない図式です。
本日、東証で発表された投資家別売買動向では今週も外国人投資家は買い越しになっていました。9月末日より10月25日までの4週間の買い越しになり、今年初めて4週続けての買い越しになりました。
8月末、日経平均が20100円台から買いが始まり、9月中旬一時的に売りに転じる場面もありましたが、その後、再度買いに転じ、今の相場状況を演出しました。
やはり、外国人投資家の動向は東京市場を見る上では重要なポイントとなっています。
半面、なぜ、国内投資家の動きは株式市場を左右することが出来ないのでしょうか。
いつもながら考えさせられます。
一つは、株式投資の教育がなされていないことです。
私自身も株式投資を個人投資家に教える教室を行っていますが、その受講生の大半が「銘柄情報」に興味を示し、独自で銘柄選別をしようとしない傾向が強いようです。
その他、いろいろな株式投資教室がありますが、売買の方法に重点を置き、肝心要の銘柄をどのように選別するのか?その方法を教えていません。
単に好業績企業であったり、情報銘柄であったり、それらをどのように売買するか?と言ったことを教えているだけです。
どの銘柄が「良い銘柄」、「悪い銘柄」か、選択できる知識を教えていません。
米国などでは、ハイスクールで株式投資の授業もあると言われています。
日本においては、今でこそ株式投資は一般的になり、大学生から主婦に至り幅広い投資家がいますが、株式の知識がない方があまりにも多いと思います。
日経新聞も読まず、海外株式市場の動きも分からず、投資をする方がいます。寂しい限りです。
株式投資は真摯に経済状況を把握し、日夜世界の株式市場の動向を見極めて、お金持ちが切磋琢磨する世界です。
今、もう一度、株式投資家ならば、しっかりと勉強をし、今、決算発表が続いている大事な時期ですから、会社発表の短信を良く読み、新たな投資を行う大切な時期と考えてほしいものです。
今こそ、勝ち残る銘柄を発見できる時です。
また、一つの投資法として、「新値を更新している銘柄」を日々参照。
その業種や傾向を探ると、今、株式市場がどのようなところに資金が回っているのか、注目しているのかがはっきり解ります。参考にして下さい。
(大魔神)
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