なお、内容は執筆当時の背景に基づいており、現在の状況と必ずしも一致しないことを予めご了承下さい。
==「投資という戦闘を実行する兵士としての自分をいかに鍛えるか」==
(有料メルマガ第67回・2010/4/6配信号)
【前略】※注 2010年4月現在の内容ですので留意下さい。
しかし、急速に運用成績が向上してきたからといって、イケイケドンドンでは危険だと気を引き締めています。私自身、2008年に蒙った株式投資による大 きな資産減少のマイナスを、やっと1年3ヶ月をついやして株式運用分だけで回復したことをうけ、自分のブログに以下のようなことを書きました。
(引用開始)
『2008年末の株式投資による損失は40%近くまでいきました。このときはさすがに配当優待分を計算する気力もなくなって、途中から優待と配当を加えていない数字です(苦笑)
2009年は41%ほど株式投資によって資産が増えましたが、計算の元になる額が小さくなってしまっているので2007年の末の資産残高には全く届きません。
当たり前の話で100あったものが40%減って60%になれば、60になります。60が41%増えても84.6までしかもどりません。
2007年末の元の残高100に戻るためには2008年末の減ったところからは66.7%も増えないと元に戻らないわけです。
踏ん張り続けて、やっと原点復帰を果たしましたが、大きく減った後に投資額を更に減らさないように、守りに入って株式市場から資金を回収しないで、株式に投資すると決めた資金はフルインベスト状態を続けてきて良かったと思います。
しかし2007年のように大きく資産を減らすと、そのあと戻すのがとても大変です。このように大きく減らしては、やはりいけないのだと痛感します。』
(引用終了)
ゴールド投資、不動産投資のおかげで、運用全体では2009年末には2008年のマイナスは回復できていましたが、『株の損は株で取り返したい』というのは株式投資家にとっての、当然の思いです。その目標をとりあえず達成できたことに感謝したいと思います。
しかし株価は上下に変動し、アメリカの景気の回復が本格的になれば、いままで各国政府や中央銀行が行っていた超低金利政策は見直され、金利の引き上げに より、株価が一時的に低迷することも考えられます。また金利の上昇により、アメリカやヨーロッパの景気回復が頓挫する可能性も無いとは言えず、無視するわ けにはいきません。日本の政治的混迷や、企業業績の先行きも安心できる状況ではありません。
せっかく回復してきた株式資産を、再度大きく減らさないためにはどうしたらよいのか。どのような銘柄に投資をするのがよりベターなのか。そのようなことをコラムを中心に考えていきたいと計画しています。
【後略】
経済的独立ワクワク!サポーター 石川臨太郎
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2012年4月~6月:
13銘柄中11銘柄上昇! 上昇平均37.98% 最大79.86%
2012年7月~9月:
13銘柄中11銘柄上昇! 上昇平均26.91% 最大88.03%
2012年10月~12月:
13銘柄の全てが上昇! 上昇平均42.88% 最大96.28%
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◆コラム「有料メルマガライブラリから(56)」:石川 臨太郎
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る大きな資産減少のマイナスを、やっと1年3ヶ月をついやして株式運用分だ
けで回復したことをうけ、自分のブログに以下のようなことを書きました。
(引用開始)
『2008年末の株式投資による損失は40%近くまでいきました。このとき
はさすがに配当優待分を計算する気力もなくなって、途中から優待と配当を加
えていない数字です(苦笑)
2009年は41%ほど株式投資によって資産が増えましたが、計算の元に
なる額が小さくなってしまっているので2007年の末の資産残高には全く届
きません。
当たり前の話で100あったものが40%減って60%になれば、60にな
ります。60が41%増えても84.6までしかもどりません。
2007年末の元の残高100に戻るためには2008年末の減ったところ
からは66.7%も増えないと元に戻らないわけです。
踏ん張り続けて、やっと原点復帰を果たしましたが、大きく減った後に投資
額を更に減らさないように、守りに入って株式市場から資金を回収しないで、
株式に投資すると決めた資金はフルインベスト状態を続けてきて良かったと思
います。
しかし2007年のように大きく資産を減らすと、そのあと戻すのがとても
大変です。このように大きく減らしては、やはりいけないのだと痛感します。』
(引用終了)
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08年のマイナスは回復できていましたが、『株の損は株で取り返したい』と
いうのは株式投資家にとっての、当然の思いです。その目標をとりあえず達成
できたことに感謝したいと思います。
しかし株価は上下に変動し、アメリカの景気の回復が本格的になれば、いま
まで各国政府や中央銀行が行っていた超低金利政策は見直され、金利の引き上
げにより、株価が一時的に低迷することも考えられます。また金利の上昇によ
り、アメリカやヨーロッパの景気回復が頓挫する可能性も無いとは言えず、無
視するわけにはいきません。日本の政治的混迷や、企業業績の先行きも安心で
きる状況ではありません。
せっかく回復してきた株式資産を、再度大きく減らさないためにはどうした
らよいのか。どのような銘柄に投資をするのがよりベターなのか。そのような
ことをコラムを中心に考えていきたいと計画しています。
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