今週(12月9~13日)の東京株式市場は、日経平均株価が週間で668円70銭上昇し(率にして2.9%の上昇)、2万4023円10銭で取引を終えました。3週連続の上昇です。
英国の総選挙(12日)や米国の中国製品への関税引き上げ第4弾の予定期日(15日)を控え、週初から一進一退の展開となりました。しかし、英国の総選挙で与党・保守党の勝利が伝えられたことに加え、米国と中国が貿易交渉で部分合意に至ったとの報道を受け、13日(金)は日経平均株価が大幅に上昇。前日比598円29銭高の2万4023円10銭で取引を終え、年初来高値を更新しました。
市場が予想していたシナリオのうち、最もハッピーはシナリオが実現した格好です。
来週からは、休暇を取る投資家も増えるとみられます。
市場参加者が減少するなか、年末にかけ、上昇が継続する可能性もあるとみます。
(水島寒月)
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