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2月の最終週は、日本も米国も新型コロナウイルスの影響という解説付きで10%程度株式市場が下落しました。
株価の水準としては2019年8月頃の水準に戻った状態です。
つまり、2019年夏から2020年年明けにかけて10%程度上昇した株価が、2020年2月末に、1週間で元通りにリセットされたような状況を世間では
「コロナショック」
と呼んでいる状況です。
日経新聞のトップでも、今回の下落は2000年代に入って
リーマンショック(2008年10月)
米国同時テロ(2001年9月)
コロナショック(2020年2月)
と大きく並べて取り上げられていました。
また、
チャイナショック(2015年8月)
VIXショック(2018年2月)
クリスマス急落(2018年12月)
なども皆さんの記憶に新しいところだと思います。
つまり、事実を整理すると、相場が急落することは2000年代に入っても、大きくて3回、中規模も入れれば6回なので、6年に1回大きな下落、3年に1回中規模な下落があるというのが株式市場なのです。
こんなこと、20年以上投資を経験している投資家であればみんな当たり前に経験している出来事です。
少なくとも
「こんな暴落初めて経験する」
という人はつい最近投資を始めた人だと言う事でしかありません。
実際先週は、弊社に4名のお客様から
「今回の暴落でも株を持ち続けて大丈夫なのか?」
という問い合わせがありました。
もちろん、今回の市場の調整は暴落というほどの話でもありませんので、
「持ち続けて大丈夫だ」
と回答をしましたが、それだけ目先の相場に振り回されてしまう人が多いという事です。
アドバイザーの価値は、こうした「不安」時にアナログの対応で不安を払拭し、投資家がマーケットに居続けられるように支援してあげることが、その価値の大きな一つであると今回の対応を通して確信しました。
皆さんも、投資戦略を見直すいい機会だと思って、ポートフォリオ全体の再確認をしてみてください。
おそらく、普通に調べれば、皆さんのポートフォリオはそんなに毀損していないと気づくはずです。
株式会社マネーライフプランニング
代表取締役 小屋 洋一
(情報提供を目的にしており内容を保証したわけではありません。投資に関しては御自身の責任と判断で願います。万が一、事実と異なる内容により、読者の皆様が損失を被っても筆者および発行者は一切の責任を負いません。)