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依然としてコロナウイルス禍が広がりを見せています。
やたらとバラエティーやニュースで取り上げられ大騒ぎですが、通常のインフルより重篤になるのか?うちでは家内や子供とも、余り違いはないのではないかとの会話になっていますが・・・。
但し、皆さん予防に努めているためかインフルの蔓延が防げて良いことです。
恐ろしいのは近所の大国で、臭菌屁総書記の来日延期の理由として、まるで日本がウイルス発祥の地のようなニュースを流し始めました。何でもありの狂産党・・・流石です。
余談ですが・・・、マスクの買い占めや転売などの迷惑行為は「迷惑防止条例」などで罰せられるよう即刻条例改正すれば良いのにと思います。この国はやること為すこと全てが遅い。こちらは責任を取らない無責任体質(縦割り役所)ウイルスが蔓延しています。
ところで、生命保険協会が「外貨建保険販売資格試験」を創設するとの記事がありましたが、少々驚くとともに呆れました。
手数料率の高い外貨建て金融商品の不適切販売が横行しているためですが、為替リスクの説明こそ重要であることは当然なのに、これさえ理解できない素人相手に荒稼ぎしている酷い営業態勢(実態)を見直すべき話を、資格試験という効果の無い話にすり替えて外貨建て金融商品の販売に影響が出ないよう画策したものと感じます。
今や金利の無い円建てでは手数料を抜ける商品は組成できません。外貨建てに頼らざるを得ない環境ですから、流石に生保トップも「このままじゃマズイ」と、堪らず口にしたのでしょう。
平たく言えば、保険は保険、外貨投資は外貨投資で別々に考えるべきもので、わざわざ一緒にして高額な手数料を抜こうなど不謹慎なことを思いつくところが情けない。
NISAを使い勝手の良いものにするとか、もっと正当な方法で金融市場への資金供給を促さねば何時まで経っても投資リテラシーは向上しません。
以前から何度も書いていますが、大手金融によるこの手の「手数料ボッタクリ」営業に騙されないよう、最低限の金融リテラシーを備えること、そして我々は高齢者が被害に遭わないよう注意喚起を続ける必要があります。
最も信頼を得ていたはずの郵政業界が、年金生活者をターゲットに率先して極悪営業に走っていた実態が暴露されたばかりです。
さて、先週からの株式市場はより博打色が強くなっています。
ここ最近記事が増えているHFT(高速取引業者)やダークプールの取引などにも個人投資家は警戒せねばならない状況です。
昨年のNY株式市場の上昇は利下げによって促されたものと思われますが、それにしてもNYダウ27,000ドル辺りからの上げ方はバブル的でした。今年に入ってからの高値追いの状況は流石に危険と感じポジションを減らしましたが、新型ウイルスの影響拡大によってその上昇も止まりました。
足元26,000ドルであればNYダウはPER18.5倍ほどですから、概ね無理な上昇分は調整されたと考えられますが、しばらくはボラティリティーの大きな状態は続くと思われます。何せファンド勢は市場を動かしたいのでしょうから。
FRBなど各国中央銀行が利下げをするなど市場は支援を受けている状況ですから、ここから先は、新型ウイルスの終息が早ければ再度強気トレンドに戻りそうですし、長引いたにしても需要(消費など)の減少が想定内に留まるか否かでセンチメントに変化が出てくると予想されます。
この新型ウイルスが恒例のインフルエンザと似たようなものなら、暖かくなる4月には終息し始めるでしょうから3月中がまずは今年第一弾の投資タイミングになります。その気配が感じられないなら様子見か?・・・というイメージで捉えています。
(街のコンサルタント)
(情報提供を目的にしており内容を保証したわけではありません。投資に関しては御自身の責任と判断で願います。また、当該情報は執筆時点での取材及び調査に基づいております。配信時点と状況が変化している可能性があります。)