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今週(3月30日~4月3日)の東京株式市場は、日経平均株価が週間で1569円24銭下落し(率にして8.1%の上昇)、1万7820円19銭で取引を終えました。2週ぶりの下落です。
前週に1950年に日経平均株価の算出を開始して以降、最大の上昇となったことを受け、利益確定売りが増加。東京を中心に国内における新型コロナウイルスの感染者数が増加をたどったことに対する不安も高まり、週初の30日(月)から2日(木)まで4日続落。週末3日(金)は前日比1円47銭高とわずかながら反発して取引を終えました。
今週の日経500種平均株価の採用銘柄の上昇率上位は、
(1)富士フイルム(4901)
(2)エムスリー(2413)
(3)デンカ(4061)
(4)スクエニHD(9684)
(5)中外薬(4519)
となりました。
世界的に感染が収束に向かわない限り、市場を覆う不安心理は払拭されず、乱高下が続くものと思いますが、材料性のある銘柄を個別に物色する動きが出てきたことは好材料と言えます。
長期戦を覚悟で個別銘柄を絞り込み、数回に分けて買い下がる、そうした投資戦略で臨みたいと思います。
(水島寒月)
(情報提供を目的にしており内容を保証したわけではありません。投資に関しては御自身の責任と判断で願います。万が一、事実と異なる内容により、読者の皆様が損失を被っても筆者および発行者は一切の責任を負いません。)