有料メルマガ・石川臨太郎の「生涯パートナー銘柄の研究」の過去配信ライブラリ「銘柄研究」「コラム」のうち、コラムの一部を掲載いたします。
自立した投資家、石川臨太郎のコンテンツをお楽しみ下さい。
なお、内容は執筆当時の背景に基づいており、現在の状況と必ずしも一致しないことを予めご了承下さい。
=コラム「進捗率が高かった企業の中から絞り込み決算発表を待つ」=
(有料メルマガ第501回・2018/10/2配信号)
※2018年10月現在の内容です。留意してお読み下さい。
(前略)
いままで何度もこのコラムで書いてきましたが、株式投資は一生続けて行く遠泳のように長い時間をかけて続けるゲーム(=戦い)です。欲張りすぎる目標を設定すると、完遂することが難しいゲーム(=戦い)でもあります。
スイミングスクールで泳ぎを習うようになってから、いかに効率的に体力を使わずに泳ぐことで、早く楽に長く泳ぐことが出来るかを痛感してきました。
最初のころは、スクールでコーチからは『力を抜きなさい。やる気を出さない(=無駄な力を入れない)で、やる気がないように今の3分の1の力で泳ぎなさい。ただし合理的に(=効率的に正しく)手も、足も、頭も動かしなさい。』と毎日のように注意を受けても、なかなか思うように泳げませんでした。
水に浮こうとすると沈んでしまい、水に潜ろうとすると浮かんでしまう。思うことと反対の結果に頭を抱えることもしばしば起こります。手の動きに気を取られると、足の動きを忘れてしまい、呼吸すら忘れてしまうことも良く起こります。例えば背泳ぎでは、口が水面より上に出ているので、いつでも呼吸することが可能です。しかし必死で泳いでいると息をするのを忘れて、息を止めて25メートル泳いで顔を真っ赤になっている人が意外に多いのです。私もそうですが多くのクラスメイトが同じような状況です。
株式投資も同じようなもので運用する投資資金が大きくなればなるほど、儲けが大きくなる、と考える投資家がいるかもしれませんが、運用資金の大きさと、儲けの額は比例しません。
投資資金が多いということは、いつでも投資したい銘柄に投資できる可能性があるということです。これは背泳ぎで口が水面上にあり、いつでも呼吸できるのに似ています。しかし、いつでも呼吸できると油断していると、実際に呼吸をするのを忘れてしまう事態が起こります。
【中略】
本日のコラムでは孫子の兵法にいうところの
『いにしえのいわゆる善く戦う者は勝ち易きに勝つ者なり』
ということについて、また考えてみたいと思います。
『たいして努力をしないでも利益を上げられる銘柄を選んで、投資をする』ことも株式投資でいうところの『勝ち易きに勝つ』ということになるのではないかと、私は考えています。
いま現在の日本の株式市場においては、いままでとは違ってバリュー株が勝ちやすい株になるのではないかと考えています。
【中略】
したがって、私のいま考えている一番勝ち易い銘柄というのはどのような条件を持っている銘柄なのかをまず書いてみたいと思います。
『3月本決算企業の内のPERが10倍程度で(=低PER)かつPBR1倍程度(=低PBR)のいわゆる投資指標から見て割安の銘柄です。そして第1四半期の業績の通期予想に対する進捗率が高い企業です。その上に流動性が高ければより有望だ。』
と考えています。
そして配当利回りが高いことや優待銘柄であれば、まさに労少なくして利益を上げることのできやすい銘柄になるのではないかと考えています。
【後略】
経済的独立ワクワク!サポーター 石川臨太郎
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