あれっ?おかしいな。
10月1日の朝、オンライン証券の板情報を見ようと画面を立ち上げたら全銘柄の画面に何かいつもとは違うおかしなコメントが書かれている。
時間がたてば復旧するかと思って待っていたが、ある知り合いの証券会社の方から「東証のシステムダウンで取引ができません。少なくとも前場は取引できないようです。」とのメッセージが入った。
テレビなどの報道でもこの事態が伝えられ、東証が原因究明に努めているとの話があった。後場には取引開始と思っておられた皆さんも多いのかも知れないが、機械装置の不具合が原因ということでその日は取引が止まってしまった。
デジタル庁創設で日本の遅れてきたデジタル化を推進しようという矢先に起きた東証のシステム障害で政府も官房長官をはじめてとして遺憾の意を表明。その夜は東証首脳による記者会見も開かれた。
その日は前日の海外市場の上昇で日本の株式市場も上昇の期待があっただけに投資家の気持ちは複雑だったのかも知れませんが、無事に翌日には取引開始となり安堵した向きも多いのかも知れませんが、オクトーバーサプライズの始まりを告げる出来事になった感がする。
図らずもその翌日はトランプ大統領のコロナ感染報道が伝わり引けにかけ株価下落。今後の容態が気になる事態となってしまった。
これがまた大きなオクトーバーサプライズだが、個別銘柄では今月億の近道協力の勉強会を予定しているLibWork(1431)の月次受注(7-9月)がデジタル集客の成果で急増した(四半期累計は270%だが、特に9月は前年同月比411%に跳ね上がった)との前引けの報道から後場の株価がストップ高を演じたことが個人的には大きなサプライズとなった。
どうやらこの先もいろいろなサプライズが続きそうな予感がする。10月の驚きはまだ始まったばかり。心してかかることにしたい。
(炎)
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