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今週(11月30日~12月4日)の東京株式市場は、日経平均株価が週間で106円53銭上昇し(率にして0.39%の上昇)、2万6751円24銭で取引を終えました。5週連続の上昇です。
短期的な過熱感の高まりを警戒した利益確定売りと新型コロナウイルスのワクチンが早期に利用可能となるとの期待の交錯で一進一退の展開となりましたが、結局5週連続の上昇となりました。
来週は9日(水)に10月の機械受注統計と11月の工作機械受注額(速報値)が発表されます。工作機械受注も約2年の在庫調整を終えて20年年央から回復に向かいつつありますが、背景には中国の堅調な景気回復が寄与していると思われます。
いつも述べることですが、来年1月からは中国の第14次5か年計画がスタートし、景気浮揚を強く意識した経済政策が続くとみられます。5Gや自動車関連の技術革新と相まって、国内の資本財メーカーの業績拡大、株価上昇を支えることになると予想します。
(水島寒月)
(情報提供を目的にしており内容を保証したわけではありません。投資に関しては御自身の責任と判断で願います。万が一、事実と異なる内容により、読者の皆様が損失を被っても筆者および発行者は一切の責任を負いません。)