12月も、はや半ば。気ぜわしい中でコロナ禍を乗り超えたという皆さんの思いがあってか、予想されるオミクロン株の感染拡大を前にして先週末の街中にはお出かけされた多くの皆様の姿があふれています。
 とりわけ東京都内のあちこちでは煌びやかなイルミネーションが点灯し、人々の目を楽しませてくれています。

 この時期はクリスマスシーズンともなりLED照明の飾りつけがあちらこちらでなされ、街中ではそのライティング点灯を目当てに有名スポットには多くの市民が集まっています。

 筆者もこの時期、都内の有名なイルミネーションスポットを訪ねることにしており、今年も銀座、丸の内、原宿と訪れ、スマホの万歩計を使って3万歩というウォーキング(やや疲れました。)を楽しんできました。
 それぞれのエリアにはコロナ禍を克服した安堵感なのか大勢の人々であふれ、街には活気が出てきたという印象です。


 街を元気にするという意味でイルミネーションは貴重な存在です。

 LEDによる省エネ照明が街を明るく照らし、コロナ禍で傷ついた私たちの心を癒してくれる。すっかり生活に定着した感のあるイルミネーションですが、街だけではなく今や個人のお宅にも広がりあちらこちらの住宅にも飾りつけがなされているようです。

 この分野ではガーデニングのタカショー(7590・時価767円)の存在を忘れることができません。同社は子会社にタカショーデジテックというLED照明会社を持ち、ローボルトライトで庭の照明でシェアを高めているほか、大手の小売りチェーンに向けたLED看板なども手掛け、成長の途上です。
 先日の同社社長との電話取材でも今後の成長について自信のほどが伺えました。
 ガーデニング企業としての同社の活躍は基本的には春先からのイメージですが、足元のイルミネーションの時期にも活躍していることを思い知れば、改めて見直しの余地があると思われます。

 株価の低迷から脱して新たな成長を背景にした株高への期待も徐々に高まるものと期待されます。


(炎)


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