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大発会の日にリリースが出た。
札幌本社の調剤薬局チェーンメディカルシステムネットワーク(4350)の自社調剤薬局を含めたネットワークチェーンが昨年末に7000店舗を超えたという話だ。
厚労省の最新データでは全国には6万店余りもの調剤薬局があり、その売上高合計は約7.7兆円。このうちの上位10社の合計売上高は1.7兆円で店舗数は4700店舗余りとされるが、同社の場合は昨年末現在で自社店舗を424店舗、一般加盟店を6579店舗も擁しており、文字通り、数の点では日本一の調剤薬局チェーンと言って良いだろう。
7000店舗を超えたということで言うと医薬品卸へのバイイングパワーが極めて大きいということになる。
私は同社と2002年の上場来の交流を重ねてきたが、その当時から田尻社長はこのダイナミックな構想を描いてきた。
卸やドラッグストアに比べ集約化が遅れてきた調剤薬局だが、今後は更に大手調剤薬局に集約化されていくものと考えられる。
国民の医療サービスを受けるためのインフラを担う同社の役割はますます重要になると考えられるが、今後の集約化の中核企業となる同社のますますの発展に大いに期待したい。
(炎)
(情報提供を目的にしており内容を保証したわけではありません。投資に関しては御自身の責任と判断で願います。万が一、事実と異なる内容により、読者の皆様が損失を被っても筆者および発行者は一切の責任を負いません。)