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市場潮流

2022-03-29 13:33
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     今週(3月22~25日)の東京株式市場は、3連休の後の4日間の立会いでしたが、日経平均株価は週間で1322円41銭上昇し(率にして4.93%の上昇)、2万8149円84銭で取引を終えました。2週連続の上昇です。

     米国のトリプルウィッチング(18日)を通過し、FOMC(15~16日)もほぼ予想通りの結果となったことで、ウクライナ情勢を懸念しつつも、株式市場にはある種の安心感が漂っています。
     3月期末を控えた配当取りや配当再投資の動きもみられるなど、季節的に株式需給が好転する時期でもあり、日経平均株価は4日連騰。前週から通算して9日続伸して取引を終えました。
     中央銀行の金融政策のスタンスの違いを反映し、日米の金利差が拡大したことで、外為相場で円安ドル高が進行したこともあり、自動車、電機・精密、機械など輸出関連セクターの株価が戻したことも目に付きました。
     日経平均株価は23日に、1月18日以来およそ2カ月ぶりに2万8000円台を回復しました。


     来週も趨勢として円安・株高傾向が続くものと予想します。
     4月1日(金)に発表される米国の3月の雇用統計が予想を上回る結果になるようであれば、この動きに拍車がかかる可能性もあります。

     ただ、日経平均株価は2週間で3000円近く戻しています。豪州原料炭が600ドル/トン超の水準に急騰するなど、企業にとっての原材料コストの上昇も懸念されるところです。

     引き続き長期的視点から、業績面で注目出来る業種、個別銘柄を選別したいと考えます。


    (水島寒月)


    (情報提供を目的にしており内容を保証したわけではありません。投資に関しては御自身の責任と判断で願います。万が一、事実と異なる内容により、読者の皆様が損失を被っても筆者および発行者は一切の責任を負いません。)


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