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4月を待たずして既に桜の花は散りかけ、天候もやや雨模様という中で株式相場も配当落ちを30日に控え気迷い商状です。
3月は欧米での金融システム不安から頭重い展開となりましたが、迎える4月はどうなるでしょうか。
冬から春へと季節は移り、株式相場や企業の活動にも多少の変化が見られる今日この頃ですが、株式投資にご興味を持って頂いている投資家の皆様のマインドにもポジティブな変化を期待したいと思います。
プライム、スタンダード、グロースの3市場では現在3795の銘柄が売買されており、その時価総額は約730兆円となっています。つい先日は750兆円を上回っていたのに対し、現在はやや縮小していますのでなかなか元気になりにくいのが現在の株式相場であります。
つまり株式資産が減ってしまうと投資家各位の元気は出ないことになります。
株価の上昇による経済効果は案外馬鹿にはできませんので、この後も時価総額が拡大していくことが国民の資産形成には重要な要素となりますが、そのためにはそれを啓蒙する本誌のような媒体の役割がとても重要になります。
絶え間ない相場変動では時に突然のショック安をもたらすこともあります。
絶えずこうした相場変動に備えておられる投資家もお見えかとは思いますが、通常は平穏な展開の中で多少の変動で一喜一憂する投資家の皆さんがいらっしゃることになります。
3月半ばに見られた金融システム不安に基づく頭重い相場展開が現状も続いており個々の銘柄ごとにも気迷い商状がこの時期見られますが、30日の配当落ち後は次年度の業績展望を踏まえた展開となります。
業績の変動が株価の変動にもつながることになりますが皆様とともにじっくりとそうした変動の行方を見守っていきたいと思います。
(炎)
(情報提供を目的にしており内容を保証したわけではありません。投資に関しては御自身の責任と判断で願います。万が一、事実と異なる内容により、読者の皆様が損失を被っても筆者および発行者は一切の責任を負いません。)