NYダウの連日の高値更新を背景に日本株も三角保合い上放れをおこし、5月高値に挑戦しつつある中で皆さんの運用状況はいかがでしょうか。

 キャッシュ化していた資産を株に戻されていますか?
 主力株にポートフォリオを戻されましたか?
 日経平均の5月高値15900円を抜けると次のステージが見えてきますのでしばらくはインデックス銘柄、コア銘柄中心の展開になるものと見られます。
 中小型材料株相場はこの間、しばしのお休みです。ここまでキャピタルゲイン課税率の引き上げ前の利益確定売りで押されてきましたが、ここからは更なる利益確定売りと来年からスタートするNISA相場の先取りが始まります。
 円安連動型の業績相場というのも妥当なところです。上がれば上がったでまた警戒感が高まりますが、NYダウの上昇が見られる中、日本株の出遅れ感が当面は相場を底堅くしてくれそうです。

 運用上は日経平均14000円前後での投資は正解でしたが、15000円台を買えるかどうかというとそこはまだ不安感があるのではないかと思われます。 トレンドフォローで買いが入りインデックスは強いでしょうが、実体は個別銘柄です。まだ5月高値には程遠い銘柄も多く、インデックス連動銘柄がリード役と なった後はまた出遅れ銘柄の物色が始まると見ておきたいと思います。

 今週以降の三角保離れ相場に乗るかどうかは皆さんの考え方次第ではありますが、再び17000円どころを目指した上昇相場がスタートしたように思うのは私だけではないと思います。株高=景気回復の好循環の第2幕のはじまりとなるか皆さんと一緒に見守ることにします。

(炎)

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