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有料メルマガライブラリから(94)投資という戦闘を実行する兵士としての自分をいかに鍛えるか

2014-02-06 02:40
    有料メルマガ・石川臨太郎の「生涯パートナー銘柄の研究」の過去配信ライブラリ「銘柄研究」「コラム」のうち、コラムの一部を再編集して毎週掲載いたします。自立した投資家、石川臨太郎のコンテンツをお楽しみ下さい。
     なお、内容は執筆当時の背景に基づいており、現在の状況と必ずしも一致しないことを予めご了承下さい。


    ==「投資という戦闘を実行する兵士としての自分をいかに鍛えるか」==
      (有料メルマガ第47回・2009/11/17配信号)

     本日のコラムから、戦闘技術について書いていこうと思います。共通のモチーフを最初に述べておくならば「リスクをコントロールしやすい投資戦術を知って採用していこう」ということです。

     本日は、第一の戦闘基本技術です。知識として「リスクは避けるものではなく管理するものである」ということを知った上でバトルフィールドに参加することが必要である点について書きたいと思います。

     株式投資ばかりではなく仕事でも、人生でも、常にリスクは存在しています。リスクは避けようとしても避けられるものではありません。むしろリスクの存在を想定して、リスクにかかわり、リスクをコントロールしていくほうがダメージを少なくすることが可能です。

    【中略】

     1%の低金利で複利で運用し、元本が2倍になるためには72年もかかります。つい数年前の預貯金の金利は0.03%などというとんでもない低金利が適用されていました。

     複利運用でも元本が2倍になるためには2400年かかるような、ごまのように小さい金利です。紀元1年に預金をしたとしても、まだ400年近く待たない と元本が倍になりません。500万円を定期預金して5年間での利息額は税引き前で8,250円でした。それから比べればかなり高利回りになった1%でも5 年間で25万円にしかなりません。1億円の定期預金を今もっていたとしても1%の利息では、1年で税引き後90万円の利息しか受け取れません。いまは定期 預金など元本が変動しない金融商品の利息だけでは1億円持っていても生活することはできないわけです。

    【中略】

     損をしない、失敗しないというリスクを避けるような行動ばかりとっていても、リスクは思いもしなかったところから、襲いかかってくるものです。そして損をしたり、失敗をしたりしてしまうことが起こります。

    【中略】

     株式投資には失敗(=投資して損をするということ)はつきものですが、チャレンジを忘れたら、すべてが終わりです。投資家が投資で利益を上げるためには 果敢にリスクにチャレンジしていくことが必要になります。リスクに挑戦して(=行動して)失敗することは、何もしないでリスクを避けることばかり考えて、 挑戦しないこと(=動かないこと)よりはるかに勝るものなのです。
     しかし、信用取引を多用するレバレッジの高すぎる、無謀な投資(=挑戦)をして財産を失ってしまっては、何のために株式投資をしたのか分からなくなってしまいます。無謀なリスクを負っての挑戦ということは、リスクを管理して、コントロールしていないということです。

     リスクは避けるものではなく管理してコントロールするものだとしっかり認識したうえで、リスクをコントロールして株式投資を行なっていきたいものです。

    経済的独立ワクワク!サポーター 石川臨太郎

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     また、コラムでは、「FRBの予定通りのテーパリング実行により投資家の動揺が世界の為替市場や株式市場に大きな乱高下を発生させた」と題し、外的要因により市場が乱高下している状況での対応などについて触れています。
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    過去サンプル(研究銘柄)
     http://okuchika.jugem.jp/?eid=4234
     http://okuchika.jugem.jp/?eid=4244

    過去サンプル(コラム)
     http://okuchika.jugem.jp/?eid=4222
     http://okuchika.jugem.jp/?eid=4235
     http://okuchika.jugem.jp/?eid=4245
     http://okuchika.jugem.jp/?eid=4256

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