なかなか上場の発表がなく心配する声もあったのですが、この発表を受けて同社の株価は1000円台に乗せてきました。もともと予想EPSが110円となっているのに、業種の地味さからか昨年3月に上場してからの株価は公募価格割れを演じるなど頭重い展開が続きました。
東証2部上場から東証1部の企業となることで信用力が増す。業界のイメージ悪が払拭できるという同社の思いが伝わってきます。上場して1年を経過し、東 証1部となり株価も上昇トレンドを維持しているとなればますます人気の度が増すと長期スタンスで投資してきた投資家にとっては理想の姿が待っているようで す。
先週の同社の株価は日経平均の上昇以上の上昇が見られたようです。
週初の株価は多少利益確定売りに押されていますが、今後の値動きはどうなるでしょうか?
次のイベントは5月9日の前期実績と今期の決算見通しの発表。ほぼ同時期発表の4月の月次売上動向となりますが、果たして東証1部銘柄にふさわしい決算見通しを示すことができるでしょうか?
増収増益基調を維持できるとなれば予想PER10倍以下という株価水準は東証1部市場の平均PER並みに評価は高まっても不思議ではありません。
4月11日終値 955円(前週末比▲0.93%)
4月14日安値 945円
4月18日高値1038円(終値比+8.69%)
4月18日終値1030円(終値比+7.85%)
(4月21日終値1013円、前期推定PER9.2倍)
(炎)
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