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創薬ベンチャー投資の難しさ
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創薬ベンチャー投資の難しさ

2014-11-05 14:35
    米国では日本の約20年前にジェネンテックやアムジェンといった創薬ベンチャーが設立されたのですが、今やこれらの企業は米国を代表する創薬ベンチャーとして多くの従業員を雇用するバイオベンチャーとなっています。

     ジェネンテックは1976年に設立され、アムジェンは1980年に設立されたとされ、規模はアムジェンがジェネンテックを上回っています。

     アムジェンの売上は2013年で187億ドル(世界の医薬品売上ランキングで11位)で、日本の武田を上回っています。その4割が営業利益となっており、極めて優良な企業になっています。
     日本でも米国に遅れること20年、1999年に設立されたアンジェスMG(4563)が大阪大学の森下教授の下で設立され、大学発創薬ベンチャーとして 注目され、多くの投資家の関心を集めることになりますが、現実は厳しく、期待の重症虚血肢治療薬であるコラテジェンRの開発に設立されて15年経過しても まだ承認が得られていないということで大幅な赤字を出して株主からお叱りの言葉が飛び交う始末のようです。

     ここでの主役は投資家でもあり、企業でもあります。患者はひたすら開発を待つのみですが、国内の試験は今回のアベノミクスで25日から施行される改正薬 事法の下で早期に承認されると見られます。日本の患者にとってはとても朗報です。また欧米での試験も国際共同第III相臨床試験が開始され、2018年の 申請に向けて進むことが期待されます。
     日本と米国の市場規模は圧倒的に米国が大きく、日本市場が100億円に対して米国は5000億円もの市場があるとされます。


     この点で同社の未来はまずは日本での上市で、2016年から2017年あたりでロイヤリティ収入が見込まれ、2018年から19年で更に大きな収入が見 込まれるという道筋が期待されますので、そこでようやく明るさが見えてくると考えられます(もしかしたら実はもう曙光が見えているのかも知れません)。

     アンジェスMGは先週の日曜日に株主向けの説明会を開催しましたが、株主の関心が高く、多くの方々が集まったとされます。

     中にはなかなか開発が進まないことへのいら立ちの発言もあったようですが、創薬ベンチャーへの投資を行える投資家こそ名誉なことであり、開発企業を知っ て自らのリスクマネーを投資したことに誇りを持つべきです。もちろん企業の立場では投資家からの負託を受けて開発を成就しないとなりません。
     投資家は単に株価が下がっているからどうだということよりも、現状の開発の進捗状況を質問で明らかにしていく姿勢が求められます。

     今は損していても未来でのリターンを夢見て投資をする意義を感じて頂くと良いかと思います。上場時に投資された方、これから投資する方では思いが多少違 うのかも知れませんが、創薬ベンチャーへの投資は社会的な意義が大きい。投資家と開発企業の思いがうまく調和して目標の達成に至ることを祈ります。

     実は私も糖尿病患者になりそうな血糖値で体質改善中です。将来足を切断しないとならないほどの重症になる前に、何とか体質改善を試みようとしています。不幸にも糖尿病が進んでも足の切断を避けるためにも、この新薬開発が進めば助かります。
     投資家はリスクマネーを投じて社会貢献し、将来の開発が実現し上市できれば多大なメリットを受ける筈です。

     リーズナブルな株価水準である今こそ、リスクに挑戦すべきではないかと私は思っております。皆さんはどうお考えでしょうか?


    (アンジェスMGのコメントを含む企業情報メルマガ「炎の投資情報」を、ぜひご購読賜りましたら幸いです。)
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    (炎)

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