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有料メルマガライブラリから(129)投資でストレスを増やさないために

2014-12-03 23:44
    有料メルマガ・石川臨太郎の「生涯パートナー銘柄の研究」の過去配信ライブラリ「銘柄研究」「コラム」のうち、コラムの一部を再編集して毎週掲載いたします。自立した投資家、石川臨太郎のコンテンツをお楽しみ下さい。
     なお、内容は執筆当時の背景に基づいており、現在の状況と必ずしも一致しないことを予めご了承下さい。


    ==「投資でストレスを増やさないために」==
      (有料メルマガ第95回・2010/10/19配信号)

    ※注 2010年10月現在の内容ですので留意下さい。

    【前略】

     株式投資をすることにより投資家にはいろいろなストレス、プレッシャーがかかってきます。株式投資は相場です。投資した結果、利益を得ることもあれば、 損をする可能性もあるわけです。株価が上がるか下がるかは誰にも分かりません。判断が異なる投資家が二人そろって、しかも売りたい株と買いたい株の数が同 じになって、始めて市場で売買が成立します。常に同じ値段で売りたい人と買いたい人がいる。市場で取引が成立したということは違う考えを持つ投資家がいた ということです。

    【中略】

     あまり運用成績が上がっていないと、より無理をしがちになりますし、マイナスの運用成績になっていれば、何のために株式投資をしてきたのかと、自責の念に駆られたストレスなども生じてきます。

     株式投資を行っていれば、どんなときでも投資家にはストレスがかかってきますが、株式投資本来の目的が『長期的に資産を増やしていくこと』であるなら ば、一年ごとの成績などで一喜一憂する必要は無いと、自分にしっかりと言い聞かせるべきときであり、さらに儲かっているならば、最後の最後が肝心で、用心 を怠ってはいけないと、自分を戒める時期だと思います。

     何度もコラムに書いていることですが、自分の儲けたいという欲と損したくないという恐怖に振り回され続けることになるのは投資家の宿命です。しかし自分 の思うようにならない株価にイライラして、仕事でミスをしたり、交通事故を起こしたりしたら、何のための株式投資か分からなくなってしまいます。

     自分の気持ちを大らかに保つ、クールに保つ方法を身につけていくべきだと思います。そして、自分がいかにあがこうとも、自分がいくらイライラしても、どうにもならないことで、ストレスを溜めないことが大事です。

     このことは重要です。いつも例に挙げていますが、電車などが事故で止まったり、遅れたりして、遅刻しそうになって「イライラ」している人が多いですが、 いくらあなたがイライラしても、電車が速く動くことはありません。イライラするのは、無駄でバカらしいことです。良いことは何もありません。

     株式投資で、絶対にあなたや私の思い通りに動いてくれないのは株価です。株価の動きにイライラしない。これがクールを保つ秘訣です。投資家は常にクール に市場と対面すること。クールさを保てなくなった時は、投資を中断することです。大きく利益を上げているなら利益を確定しておくことも一つの方法だと思い ます。

     また、自分がどのような投資スタイルで投資しているかを把握して、そのルールに従って投資を行っていくことも、大切です。しかし自分の健康状態、家族の 状況(子供が生まれるとか、大学院に進学するとか)、収入の状態。これらは常に変っていきます。その時々に合った投資ルールを、新たに構築する能力も、自 分で投資を実践していくことによって、初めて自分で作れるようになっていきます。そうでなければ、生き残っていくことは出来ません。

     進化論のダーウィンは「最も強いものが生き残ったのでも、最も賢いものが生き延びたわけでもない。唯一生き残るのは変化できるものだ」ということを「種 の起源」のなかで述べているそうです。その時々の環境の変化で、変ることができる。それが生き残るための最大のポイントなのです。

     新しい年が始まる前に、冷静になって来年はどのように自分を律して、投資家としても成長していくかを考えるのが、年末までの3ヶ月の期間の大事な課題だと思って行動したいものですね。

    【後略】

    経済的独立ワクワク!サポーター 石川臨太郎

    ★有料メルマガ・石川臨太郎の「生涯パートナー銘柄の研究」を週1回配信しています。石川臨太郎が特定銘柄を挙げて詳細研究する「銘柄研究」が好評です。ご興味がある方はぜひ一度ご購読下さい。

     本日配信の有料メルマガでは、古い歴史を持ち、先端的技術や独自の技術を多く保有し、公共投資の増加で恩恵を受けられ、保守的な業績予想を行っているため上方修正が期待でき、含み益の大きな賃貸不動産を保有している企業を、研究銘柄として掲載しています。
     また、コラムでは、「2014年もあと1か月を残すだけとなりました。今年の運用成績に固執しないで来年の運用成績を見据えて投資対象を選びたい」と題 し、想定する投資9か条のうち、3つ以上に該当する企業への投資と、低PER銘柄の上昇について言及しています。さらに、気になる銘柄を13ほど挙げてい ます。
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    過去サンプル(研究銘柄)
     http://okuchika.jugem.jp/?eid=5007
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    過去サンプル(コラム)
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    (情報提供を目的にしており内容を保証したわけではありません。投資に関しては御自身の責任と判断で願います。万が一、事実と異なる内容により、読者の皆 様が損失を被っても筆者および発行者は一切の責任を負いません。また、当該情報は執筆時点での取材及び調査に基づいております。配信時点と状況が変化して いる可能性があります。)
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