海外投資家がクリスマス休暇を前に、持ち高調整の売りを出したほか、個人投資家の節税対策の損益通算を目的とした手仕舞い売りなども出たようです。
年末にかけては例年、株価は上昇する傾向がありますが、今年はどうでしょうか。
「プリウス」の発売の効果などで鉱工業生産は上向きつつあると思います。加えて、15年度の補正予算が編成・執行されることで、国内景気は回復に向かうと予想します。
米国の景気は個人消費主導で拡大が続く見通しです。
これらを背景に、16年前半の株式相場は上昇を辿るとみています。これを先取り、来週は買いが優勢になるとみます。
本年1年間ありがとうございました。
来年が読者の皆様にとり良き年となりますよう、心より祈念申し上げます。
(水島寒月)
(情報提供を目的にしており内容を保証したわけではありません。投資に関しては御自身の責任と判断で願います。万が一、事実と異なる内容により、読者の皆様が損失を被っても筆者および発行者は一切の責任を負いません。)