みなさんこんにちは、みんなの党衆議院議員の大熊利昭です。今日は参議院の川口環境委員長の解任についてコメントさせていただきます。

問題はいくつかあると思うのですが川口さんが「外交上の国益だ。」とおっしゃっていますがどういう風に国益だったのかは誰も何も聞いていないと思います。衆議院の方ではなんの説明もありません。ということは一般の国民の方へもなんの説明もないと思います。

なにか不機嫌な顔で川口さんが自民党本部で会見をしていましたが、国益、どういうものが守られたのか?ただ喋ってきたというなら誰だって出来るのではないか?というふうに思います。なにがどういう風にして守られたのか説明が全くないままに野党を批判されても困ったものだということが一点、もう一つはマスコミの報道で「国会の慣習によって解任が行なわれた。」と言われていますがこれは全て国会法に則ったそういった手続きに基づいて行なわれています。単に法律的根拠のない慣習でやっているわけではありません。この辺のこともマスコミの方々、コメンテーターの方々は勉強していただきたい。

たとえば国会の委員会日程をキャンセルしてまで(中国へ)行って仮に中国側が「わかった、尖閣ははっきり日本の領土でもうなにもしない」といった発言を引き出して来たならこれは凄い、拍手をする、そういうこともあり得るでしょう。どういうことが話し合われてなにが国益だったのかをもう少し説明していただかないとなんにもさっぱりわからない状態だと思います。衆議院議員になにも聞かされていないということはみなさんにもなにも聞かされていないと言うことだと思います。
以上です。