打ってみるとたしかにイライラはするのですが、次郎は開発側の悩みも知ってはいるので、複雑な気分であります。色々と考えた結果こうなった、本来なら開発者としてもこうはしたくなかった、というのが遊技者には伝わらないのが悲しい。
とくに「P緋弾のアリアIII 設定付」なんてそれが顕著で、右打ちで連チャンすればするほど同じリーチを何度も何度も見せられるハメになってしまい、ひと通り連チャンをしたら「もうええわ」ってなってる人も多いとか。
アリアって藤商事のキラーコンテンツだったはずなのに、初期稼働が相当厳しい数字になっているのは、そういった影響が大きいのか、それとも見た目があまり変わらないからなのか……
いやはや時代ですね、どんなに旧作がヒットしている台でも、次作が売れるとはまったく限らない。そして、どんな台がヒットするかもわからない。面白い業界ですわ。
いっぽうで、意外な甘さが出てきている機種が一台。
Sammyの「ぱちんこCRどらきゅあ」であります。
ライトミドルタイプは導入からしばらくホール側の赤字が出る甘さ。
スペックは北斗無双のライトミドルに似た大きな出玉をとれるタイプなのですが、ヘソでも1000発とれるあたりが甘さになっていますな。
また、甘デジタイプも導入されており、こちらも甘デジタイプなのに2000発近い出玉が50%ということで、一撃万発も十分可能なスペック。
ドラムタイプということでいまいちスルーされているかもしれませんが、ライトミドルや甘ということもあって、甘いスペックの台を長時間打ちたい! というタイプの方はチェックされてみてはいかがですかな?
ただ、これも例に漏れずCR、つまり旧基準の台っていうのが残念ですね。Pのタイプ、新基準で甘い台がどんどん出てきてくれないといかんわけですわ。
牙狼が甘さでは抜きん出てそうですが、他のメーカーもお客さんが勝ちやすい台を作っていかないと、キラーコンテンツだろうが何だろうが、お客さんは打ってくれないってことをしっかり理解して欲しいところ。
とりあえず次郎は、一撃2万発をこの目で見てしまったどらきゅあの甘でも打ちながら食い繋いでいこうかなと思っとります、はい。
■次郎の色んな意味で注目の一台
・SANKYO「PフィーバーマクロスΔ」
マクロスFがちょっと残念な結果になってしまったので、デルタのほうはどうにかがんばって欲しいところ。
得意の1種2種ということで、シンフォギアの再来となってくれれば良いのですが。
では、今週はこの辺で。
また来週お会いしましょう。