「パレオな男」で推奨しているサプリといえば ビタミンD 。なにせ体内でいろんな働きをしてるんで、不足するとエラいことになっちゃうんですな。     もちろん、毎日外で働いているような人であればサプリは不要でしょうが、世界的に見ると約50％の人はビタミンDが足りてないなんてデータ( R )もあるのが悩ましいところ。さらに「 室内で働く人の9割はビタミンDが足りてないとい 」ってメタ分析もあったりして、よほど自信がある人以外はサプリが大事かなーと思う次第です。     で、近年になってよく言われるのが、 ビタミンDってメンタルの改善にいいんじゃない？ って話です。     と言われるのも、ビタミンDにはテストステロンを制御する働きもあるから( R )。ご存じのとおりテストステロンは私たちに 元気をもたらすホルモン なんで、ビタミンDが低下すれば連動して気分も悪くなっていくと考えられるんですよ。事実、近年の観察研究( R )でもビタミンDが減るとうつ病の発症率が上がる現象が確認されてまして、なかなかあり得る話かなーとか思うわけです。     とはいえ、観察研究だけでは原因と結果の方向性がハッキリしないのが世の常。ビタミンDが不足するからうつ病になるんじゃなくて、   うつ病になると外に出なくなり、太陽の光が足りなくてビタミンDが減るのかも？   って仮説も十分に成り立つわけです。判断が難しいところですねぇ。     ってことで今回は、 みんな大好きビタミンDでメンタルは本当に改善するのか？ をちょっと深掘りしてみます。