• このエントリーをはてなブックマークに追加

次回配信予定

  • 2026/06/25

    AI時代に必要なのは「ケンタウロス思考」だ!と主張する、サイエンスの最新論文を読んでみよう!#6「AIを検査する」

  • 2026/06/27

    AI時代に必要なのは「ケンタウロス思考」だ!と主張する、サイエンスの最新論文を読んでみよう!#7「統合する」

  • 2026/06/29

    スーパーエイジャーの科学#3「最新の健康フレームワーク『Lifestyle+(ライフスタイル・プラス)』ってなんじゃろ?」

  • 2026/07/01

    AI時代に必要なのは「ケンタウロス思考」だ!と主張する、サイエンスの最新論文を読んでみよう!#8「価値を判断する」

 297eaaa77b578a0896cfcc5bc9554165c120d039.png

 

さて、超ひさびさに「おすすめクレアチン商品」の話です。ご存じ、「筋力アップに効く!」「瞬発系の運動にいい!」ってことで定番の成分で、「最近は脳にも効くらしい!」とも言われてたりするわけです。

 

ざっくりおさらいすると、クレアチンは、筋肉や脳、心臓などに存在する物質で、短時間・高強度の運動でエネルギー供給を助けてくれる成分であります。なので、筋トレやスプリントのような「短時間でガッと力を出す運動」には役立つ可能性がめっちゃあるわけです。ただし、マラソンや長距離サイクリングのような純粋な有酸素運動には、あまり期待しないほうがよさげなんで、そこはご注意ください。

 

で、パレオな男のブログでも書いたとおり、近年は「クレアチンは脳にも効くのでは?」という話も増えてたりします。クレアチンは脳内のエネルギー供給にも関わる物質なんで、疲れた脳のガス欠を防いでくれる可能性があるわけです。

 

ただ、こちらについては、いまのところ睡眠不足や精神疲労の条件では、たしかに認知機能の低下を防ぐ可能性は示されてるんですが、健康な若者の記憶力や集中力を日常的にブーストするほどの証拠はまだ弱めっすね。個人的には、睡眠不足や徹夜明けのような“脳がヘロヘロな状態”には効くと思ってるんですが、若年成人の認知機能改善については、そこまで強く推していません。なので、クレアチンを買う目的は、まずシンプルに「筋トレや短時間の高強度運動の補助」とお考えください。

 

そんなわけで、私はクレアチンを自分でも毎日飲んでるわけですが、近ごろよく目に付くようになった問題が、

 

  1. クレアチンの種類が多すぎる問題
  2. 円安のせいでクレアチン高すぎる問題

 

の2つであります。まず1つめは、最近はクレアチンにも妙な高機能版や変化球商品が増えすぎているって問題で、ちょっと考えてみるだけでも、

 

  • モノハイドレート
  • HCL
  • クレアルカリン
  • グミ
  • カプセル
  • 液体タイプ
  • “吸収率アップ”をうたう謎ブレンド

 

みたいな商品が大量にありまして、「結局どれを選べばいいの?」となりがちなわけです。サプリ業界では、シンプルな成分ほど、後から“高吸収”とか“次世代型”みたいな名前がついて、ややこしくなりがちなんですよね。

 

で、もう1つの問題が、昨今の円安であります。ご存じのとおり、ここ数年は円安に加えて、海外通販の送料や原材料コストも上がっておりまして、かつては激安だった海外サプリのうまみがだいぶ薄れております。特にクレアチンのような重量がある粉末サプリは、輸送コストの影響を受けやすいので、昔ほど「海外からまとめ買いすればOK」とは言いにくくなってるんですよね。

 

ということで、今回は上記の問題を考えつつ、最新のオススメできるサプリをチェックしてみましょう。

 

 

 daf5407d05ef18a4d27413ed266b222d90469060.png

 

AI時代に必要なのは『ケンタウロス思考』だ!」の続きです!(#1,#2,#3,#4)

 

このシリーズでは、みんな大好きサイエンス誌に掲載された最新のレビュー論文をもとに、AIを単なる便利ツールとして使うのではなく、人間の思考を拡張する「チームメンバー」として扱うための実践法を考えていきます。AI時代に私たちが鍛えるべきなのは「AIに正解を出させる力」ではなく、「AIと一緒に考える力」なのではないか?というのが、このシリーズの大きなテーマであります。

 

そのために、このシリーズでは、実際にAIとどう向き合えばいいのかを、単なるプロンプト術ではなく、手を動かしながら考えていくことにしております。ということで今回は、さらに「AIを競わせる」ワークをやってみましょう!

 

 

 

ひとりで考えるより、AI同士をぶつけたほうが答えは強くなる

AIを使っていると、ついこんな使い方をしがち

 31b35a99f7de0cc1913005b8992a59e64e02c892.png

 

「スーパーエイジャーの科学」の続きです!(#1)

 

さて、前回は「寿命より健康寿命!」って話をしまして、いかに「スーパーエイジャーたちが病気の期間を短くしながら、人生後半まで元気に活動しているのか」ってところをチェックしております。簡単におさらいすると、スーパーエイジャーってのは、単に長生きしている人ではなく、心疾患、がん、糖尿病、認知症といった加齢関連疾患をかなり遅らせたり、ほとんど経験しなかったりしながら、身体的にも認知的にも社会的にも高い機能を保っている人たちのことです。要するに、「寿命が長い人」ではなく、「元気でいられる時間が長い人」って感じですな。

 

 

 

「スーパーエイジャー」はどこまで遺伝で決まるのか?

が、こういうスーパーエイジャーを引き合いに出されると、「やっぱり遺伝子が特別なんじゃないの?」と思う人もおりましょう。前回のL.R.さんみたいに、98歳まで大病なく、社会的にも活動的で、趣味もあり、頭もしっかりしている人を見ると、結局は長生きの才能に恵まれただけじゃないかと考えたくなっちゃうのは当たり前ですもんね。

 

で、この点に関しては、もちろん遺伝の影響はあります。これまでの研究によれば、長寿家系というものは実際に存在するし、特定の疾患リスクに関わる遺伝子もありますからね。遺伝が大事なのは疑いがないところです。「健康長寿は遺伝で決まる!」みたいな話は、昔からよく聞くところなんで、「やっぱり寿命は遺伝子ガチャで決まるんだろうなー」と思いたくなるのも無理はないっすね。

 

では、健康長寿ってのは、実際のところどこまで遺伝子で決まるのか?を考えてみましょう。そこで役に立つのが、前回も登場したエリック・トポル先生が行った「ウェルダリー(Wellderly)」ってプロジェクトであります。これは、ざっくり言えば、

 

  • 80歳以上なのに、慢性疾患をほとんど経験していないスーパー健康な高齢者を集めて、全ゲノムを調べてみよう!

 

という研究でして、なかなか凄いことになっております。トポル先生が研究を始めたのは2008年で、研究チームは、「80歳以上で、これまで大きな病気や慢性疾患を持っていない人たち」をリサーチ。かなり厳しい条件だったため、1400人を集めるのに約6年かかったというから凄いものです。その上で、すべての参加者から血液を提供してもらい、約30億文字におよぶゲノム配列を調べたんだそうな。

 

ここで研究チームが立てた仮説はシンプルで、「これだけ健康に年を取っている人たちなら、きっと特別な長寿遺伝子があるはずだ!」というものです。80歳を超えても心臓病もがんも糖尿病も認知症もなく、元気に暮らしている人たちがいる。だったら、そこには何かしらの“当たり遺伝子”があるんじゃないか、と。まぁ、普通そう思いますよね。

 

ところが、結果はちょっと意外なものでして、トポル先生ははっきりと「自分たちの仮説は間違っていた!」と言ってたりするんですよ。なんでも、全ゲノムを調べてみたものの、健康長寿を説明するような決定的なDNAの特徴はなにも見つからなかったそうで、アルツハイマー病や心疾患の遺伝的リスクも、みんな一般の人よりわずかに低い程度だったらしいんですな。

 

言い換えれば、スーパー健康高齢者を大量に調べたところで、「この遺伝子があるから80代でも病気知らず!」みたいな単純な話にはならなかったわけです。こいつは、ちょっと希望が持てる話ですな。

 

 

 

遺伝子より目立ったのは「生活と環境」だった

では、「ウェルダリー」の人たちは、普通の高齢者と何が違ったのか? 当然、トポル先生はこのポイントも調べてまして、「遺伝子より目立っていたのは、かなり日常的な特徴の違いだった」と指摘しておられます。

 

 
パレオなチャンネル

アラフォー男がアンチエイジングについて考える「パレオチャンネル」が ニコニコチャンネルとして開始!

著者イメージ

鈴木祐

1976年生まれ。新宿区在住のライター/編集者。パレオダイエットにくわしい人。普段はチャイナ服ではありません。ライター歴は18年ぐらい。科学の知見を自分のカラダで試していくのが趣味で仕事。

メール配信:あり更新頻度:不定期※メール配信はチャンネルの月額会員限定です

月別アーカイブ