腸内環境フィックス大全 #9「腸内環境に良いタンパク質、悪いタンパク質」
「 腸内環境フィックス大全 」の9回目です! ( #1 , #2 , #3 , #4 , #5 , #6 , #7 , #8 )
前回のエントリ では「 腸内環境を乱すタンパク質 」の話に入ってまして、まずはグルテンを取り上げました。タンパク質にもいろんな種類があるんで、ものによっては腸内環境によろしくないケースもあるんですよね。
ってことで、今回も引き続きタンパク質編です。
腸内環境にヤバいタンパク質、良いタンパク質はどれだ?(承前)
ゾヌリン
前回のエントリで「 お腹が弱い人はグルテンで腸が荒れるかも? 」って話をしましたが、その原因だと思われるのが ゾヌリンと呼ばれるタンパク質 であります。これはグルテンに反応して放出されるタンパク質でして、なにがよくないかと言いますと、
腸のタイトジャンクションに影響を与える唯一のタンパク質だから!
って感じです。人間の腸はタイトジャンクションって機能で細胞がくっついてて、このおかげで余分な毒素などが体内に入り込まないようになってるわけです。が、ゾヌリンはタイトジャンクションを広げる働きを持ってるんで、この量が増えると、腸に穴が開く...