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  • 筋肉量アップとカロリーの科学#1「筋肉を増やすためには、どれぐらいのカロリーが必要なのか?」

      「筋肉を増やしたい」ってのは、筋トレをしている人なら必ず抱く願い。しかし、そのための方法には今も諸説が入り乱れてまして、筋トレ界隈のSNSなどでは、   「とにかく食え。筋肉は余剰エネルギーでしか作れない!」 「いや、サープラス(余分なカロリー)は不要。太るだけ。メンテで十分筋肉は増える!」 「初心者なら食べながら痩せながら筋肉が増える(レコンプ)!」 「いや、そんなのは幻想。上級者こそ増量期を作れ!」   といった主張が飛び交っていて、なにがなんだかよくわからなかったりするわけです。   なぜこの論争が終わらないのかと言いますと、その理由はシンプルで 「誰に対して、どの条件で、何のデータを見ているか」 が曖昧だからであります。たとえば、「余分なカロリーは不要」という主張の根拠になっている研究の多くは、   被験者が“初心者”だった 体脂肪率が高めだった 指定よりもっと食べていた ト

    2日前

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  • “数字に縛られない”身体作りを目指ざす「オートレギュレーションの科学」#5「オートレギュレーションの始め方」

      「オートレギュレーションの科学」の続きです!( #1 , #2 , #3 , #4 )   このシリーズでは、自分の身体の変化をよく観察することにより、「その日の自分に最適な食べ方を自動的に調整できる状態をつくる」方法を考えております。   「栄養についてかなり詳しいのに、なぜか体脂肪が落ちない」とか「数字ばかりを見てダイエットしたら失敗した」みたいな問題にお悩みの方は、このオートレギュレーションの考え方を押さえておくのが吉。この方法を身に付けると、食事のことを深く考えずとも、無意識のうちに引き締まった体型を保つことができますんで。   さて、このシリーズでは、過去4回にわたって「数字に縛られないダイエット」、すなわち オートレギュレーションのスキル を鍛える方法を見てきました。軽くおさらいすると、   栄養コンピテンス(栄養知識+実践力) 内受容感覚(体内のサインに気づく力) セルフレギュレーション(

    4日前

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  • “数字に縛られない”身体作りを目指ざす「オートレギュレーションの科学」#4「自己制御を鍛えようじゃないか!」

      「オートレギュレーションの科学」の続きです!( #1 , #2 , #3 )   このシリーズでは、自分の身体の変化をよく観察することにより、「その日の自分に最適な食べ方を自動的に調整できる状態をつくる」方法を考えております。   「栄養についてかなり詳しいのに、なぜか体脂肪が落ちない」とか「数字ばかりを見てダイエットしたら失敗した」みたいな問題にお悩みの方は、このオートレギュレーションの考え方を押さえておくのが吉。この方法を身に付けると、食事のことを深く考えずとも、無意識のうちに引き締まった体型を保つことができますんで。   ということで今回は、栄養コンピテンスと内受容感覚と同じぐらい大事な「自己制御」のお話です。       自己制御は“才能”ではなく“スキル”である ダイエット中に、「やっちまった…」って事態に襲われるのはよくあること。深夜のアイス、予定外のドカ食い、SNSのグルメ投稿につ

    6日前

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  • “数字に縛られない”身体作りを目指ざす「オートレギュレーションの科学」#3「内受容感覚を鍛えようじゃないか!」

        「オートレギュレーションの科学」の続きです!( #1 , #2 )   このシリーズでは、自分の身体の変化をよく観察することにより、「その日の自分に最適な食べ方を自動的に調整できる状態をつくる」方法を考えております。   「栄養についてかなり詳しいのに、なぜか体脂肪が落ちない」とか「数字ばかりを見てダイエットしたら失敗した」みたいな問題にお悩みの方は、このオートレギュレーションの考え方を押さえておくのが吉。この方法を身に付けると、食事のことを深く考えずとも、無意識のうちに引き締まった体型を保つことができますんで。   ということで今回は、前回の栄養コンピテンスに続いて大事な「内受容感覚」のお話です。       内受容感覚を鍛えて体の声を聞けるようになろうじゃないか! このシリーズをお読みの方には、「オートレギュレーション型ダイエットって、自分の感覚で調整するんでしょ?……いやいや、それが

    2025-12-01

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  • 「自分はまだダメだ…」を武器にする技術──インポスター症候群を“行動可能な計画”に変えてみよう!#9「インポスター症候群改善ステップ10.触媒になる」

       「『自分はまだダメだ…』を武器にする技術」の続きです!( #1 , #2 , #3 , #4 , #5 , #6 , #7 , #8 )   このシリーズでは、私たちの人生の満足度を下げちゃうインポスター症候群について触れております。ざっくり言うと 「自分の成功を実力と認められず、偶然や運の結果だと思い込んでしまう心理現象」 のことで、こいつをこじらせると、いつまでも達成感を得ることができず、人生の満足度がダダ下がりしちゃう可能性が高まるんで、心当たりのある方はぜひ注意しておきたいところです。   ということで、今回は最終回。インポスター症候群の対策として、ステップ10「触媒になる」を見てみましょう。       インポスター症候群改善ステップ10. 触媒になる 専門職についている人、特に人を支援する立場にいる人──たとえば栄養士、パーソナルトレーナー、心理カウンセラー、コーチ、教師──は、常に「目の前の人をよくしてあ

    2025-11-29

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