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「ラーマガ」#126
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「ラーマガ」#126

2017-03-31 23:00
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    北島秀一・山路力也・山本剛志 共同責任編集
    「ラーマガ」THE RAMEN MAGAZINE
    #126

    ・北島秀一・山路力也・山本剛志 共同責任編集
    ・2017年3月31日発行(月3回)3月第3号(通刊 第127号)

    【目次】

    ■巻頭コラム
     『ローカルルールができる理由』(山本剛志)

    □クロスレビュー「必食の一杯」
      山雄亭@赤羽「醤油らぁ麺」

    ■ラーメン実食レビュー
    【北島秀一】
      東池袋 大勝軒@東池袋「特製もりそば」

    【山路力也】
      中華そば 福寿@笹塚「ラーメン」
      YUJI RAMEN@新横浜「自家製ベーコン&エッグまぜめん」
      らーめん処潤 三条店@東三条「中華そば」
      新福菜館 キャナルシティ博多ラーメンスタジアム店@祇園「濃厚中華そば」
      らーめん矢吹 本店@新静岡「魚介豚骨醤油」
      金久右衛門 京都祗園店@祗園四条「祗園ブラック」
      中華そば 行徳家@高宮「塩レモンラーメン」

    【山本剛志】
      麺屋WILLOW@浅草橋「醤油ラーメン」
      裏サブロン@日暮里「つけ麺」
      やまぐち辣式@東陽町「塩らぁ麺」
      がんこ長津田分店@長津田「悪魔肉の王様中華そば」
      元祖ニュータンタンメン本舗@新丸子「タンタンメン中辛」
      麺や彩@川越「塩そば」
      喫茶セピア@沼津市戸田「セピアラーメン」

    □拉麺人インタビュー 
     大久保茂雄 <ラーメン海鳴 店主>③
     『福岡ラーメンに刺激を与える存在でありたい』(聞き手:山路力也)

    ■ラーメン活動月報(3月)

    □告知/スケジュール

    ■編集後記

    ■巻頭コラム
    『ローカルルールができる理由』山本剛志

     よく「ラーメンにルールはない」と言われる。ラーメン作りにおいて制約はなく、自由な発想が認められるラーメンを象徴している言葉である。その一方で、ラーメン屋においては数々のローカルルールがある。それが時折話題になったり、トラブルになるケースもある。

     ローカルルールができる理由を大きく分けると2つある。一つは、店が美味しくラーメンを食べるための作法として考えている場合。有名な「元気一杯!@博多」の「高菜を食べず、スープから飲む」は、自信を持つスープを最初に味わってほしいからだという事は、実際にスープを飲んで私は納得できた。

     もう一つの理由は、「過去にトラブルがあった」である。「子連れ禁止」になっているラーメン屋さんに話を聞くと、過去に子供が危険な行為をしたり、子供がいる事を巡ってお客同士のトラブルが起きたりして、その再発を防ぐためにルール化している店が多い。写真撮影が禁止されている店は(一部ではブランド戦略だったりした事もあるようだが)、その多くは写真を不本意な形でネットにアップされたり、店主や店員、他の客にレンズを向ける行為がきっかけになっている。あるお店が一時期掲げていた「店内に女性客がいる場合は撮影禁止」というローカルルールは、その典型かもしれない。

     最近とあるレビューサイトで、あるお店に関するかなりの悪評が書き込まれていた。その店の常連さんが店の人に確認したところ、女性店員や女性客を撮影しようとしたので一喝したところ、それを逆恨みしたらしい人物だという事が判明した。何をしたらいけないかという常識がなく、叱られたら逆恨みしてネットで報復、という事をする輩が出てきたら、その対処の為にローカルルールが増えたとしても、それをどうこう言う事は出来ない。厄介な輩のせいで細かいルールが増えるのは不本意な事ではあるけれど、お店の方にとっては、美味しく気持ちよく食べてほしいという以外の他意はない。そこを理解した上で食べに行くのが、ラーメン好きとしての望ましい態度だと思います。


    □クロスレビュー「必食の一杯」

     一杯のラーメンを三人が食べて語る。北島、山路、山本の三人が、今最も注目しているラーメン店の同じ一杯をクロスレビュー。それぞれの経験、それぞれの舌、それぞれの視点から浮かび上がる立体的なラーメンの姿。今回は今年1月にオープンした新店「山雄亭」の「醤油らぁ麺」を山路と山本が食べて、語ります。

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    山雄亭@赤羽
    「醤油らぁ麺」1,000円
     
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