• このエントリーをはてなブックマークに追加
養育費や慰謝料を得たいなら「ダメな場合のペナルティ」を設定しよう
閉じる
閉じる

新しい記事を投稿しました。シェアして読者に伝えましょう

×

養育費や慰謝料を得たいなら「ダメな場合のペナルティ」を設定しよう

2015-07-09 16:08
    夏といえば・・・夏カレー、特に夏野菜が楽しい季節になりました。
    露木行政書士事務所・露木幸彦と申します。

    定番の玉ねぎ、ナス、ピーマン、インゲン、ズッキーニ、
    そして変化球でトマトですが、意外や意外、
    カレーと相性バツグンなのはカボチャ。

    辛口のルーにカボチャの甘味が
    マッチして最高に美味しいです。今
    夏もあと2回は作って食したいですね。



    ところで前回までは「配偶者の浮気」は法律上、
    「婚姻を継続したがい理由」に該当するので
    やろうと思えば、離婚訴訟を裁判所へ申し立てることで、
    相手方の承諾を得ずに無理やり離婚を成立させることも
    可能ということをお話ししました。


    今回はその続きです。




    このメールのバックナンバーは「ブログ」で読むことができます。
    http://ameblo.jp/yukihiko55/


    妻は夫の浮気について大きなショックを受けており、
    今後どうするべきか悩むのも無理はなく、妻が夫の両親や親戚、
    職場の同僚や上司、共通の知人等に相談しようと
    思い立っても不思議ではありません。





    しかし、夫が「妻の希望する条件」を受け入れれば、
    すべて解決し、もはや相談することはないので、
    妻は夫の浮気はもちろん、一切の事実について
    口外しないことを協議離婚と引き換えに約束しても良いでしょう。



    ところで夫はもしかすると表向きは良識のある常識人だと
    周囲の人間から認識されているかもしれません。



    しかし、実際には全く逆で、もし非常識で非情で
    卑劣極まりない人間だとしたら、仕事や自宅から一歩、
    離れた途端、夫が一体、何をやっているのか、
    妻は夫の本当の姿を周囲の人間に知ってもらいたいでしょう。



    例えば、夫の両親はもちろん、すべての親戚へ
    伝えることも検討しなければなりません。


    特に両親はあろうことか夫のことを匿っているようで、
    夫は自分にとって都合の良いことしか両親に話していないでしょうが、


    「自分の浮気のせいで離婚の危機に直面しているのに、
    養育費や慰謝料などを出し渋り、揚句の果てには
    『離婚してやらん!』と逆ギレするような息子」に
    育てた覚えはないはずですから、この上なく悲しむでしょうし、


    それ以外の親戚も夫を見る目が変わり、
    人間関係に支障が出るに違いありません。




    それだけではありません。




    職場の同僚、先輩、上司はまさか「妻を離婚に」
    「子供を片親に」追い込んだという事実を承知の上で
    一緒に働いているわけではないので、
    万が一、夫の本当の姿を知れば、夫の評価、
    人間性、信用にどのような影響が及ぶのか、言わずもがなです。



    夫との信頼関係は跡形もなく崩れ去り、
    信じるに値しない人間というレッテルを貼られ
    いっせいに周囲から消えてなくなるのは想像に難くありません。



    もし、「浮気の責任をとろうとしない無責任な男」を雇っている、
    一緒に働いている、給料を払っている、などと醜聞されれば、
    夫と同類と看做されてもおかしくはないから
    「一緒にしないで欲しい」と思うのは当然のことで、
    それは職場の同僚や部下、上司も例外ではありません。




    ですから、同じように夫が「妻の希望する条件
    (養育費や慰謝料、財産分与)」に応じない場合、
    職場の総務部や人事部、直属の上司や社長などにこの件を
    相談することを視野に入れなければなりません。




    10秒でOK!LINEで友達登録すれば10%オフ企画
    http://www.tuyuki-office.jp/line-touroku.html


    参考までに、違法行為(養育費不払い)を理由に
    解雇することは有効であるという裁判所の判決
    (神戸地裁・昭和53年3月3日判決など)は多数存在します。



    そして厚生労働省によると平成24年の有効求人倍率は
    0.8%で推移しており、これは仕事を求める失業者10人に対し、
    8つの求人しかないという厳しい現実を表しています。



    なお、妻が請求しているのは養育費、
    慰謝料、財産分与はあくまで必要最小限の金額だそうです。


    請求を実現する以外の目的で
    夫を必要以上に貶める気はないので、

    夫が請求に応じれば、妻は夫との間で
    知り得た一切の情報について、夫の関係者を含め、
    あらゆる人間に対して口外しないことを
    約束しても良いでしょう。



    現在私が執筆しているダイヤモンドオンラインの連載
    『実例で知る! 他人事ではない「男の離婚」』ですが
    おかげ様で本日、5回目が公開されました。


    今回は『「借金してでも金払え!」幸せな再婚を打ち砕く前妻の守銭奴ぶり』の後編です。
    (前編後編の後編)
    男性はもちろん、夫の作戦を守って知りたいという女性にも役立つ内容です。
    http://diamond.jp/articles/-/72014


    「不可能を可能に変える離婚裏マニュアル」
    詳細・お申込はこちら
    http://www.tuyuki-office.jp/rikon9025.html
    コメントを書く
    コメントをするにはログインして下さい。