オリジナルの家具や雑貨を展開する「グローカルスタンダードプロダクツ」では、日本製の琺瑯製品を販売している。洋食器や金属加工の生産が盛んな新潟県燕市にある老舗メーカーで作られており、丁寧な仕上がりのアイテムだ。
琺瑯は、金属にガラス質の釉薬をつけて焼く工程ででき上がる。ガラスのようになめらかな質感と金属の頑丈さを備え持ち、食品などの匂いがつきにくいのが特徴。その特性は、ぬか漬けの容器などにも使われているほどだ。
「グローカルスタンダードプロダクツ」で販売している「ツバメ」シリーズでは、一般的なスチール製の琺瑯ではなく、ステンレスがベースとなっている。ステンレスは錆びにくいため、その特徴を生かし錆止め剤を使用しておらず、従来の琺瑯製品よりも非常に薄くて軽い仕上がりなのだ。
このステンレスをベースとした琺瑯は作業工程が非常に難しく、繊細かつ緻密な工程が要求される。高品質な琺瑯製品が作れるのも燕市の職人ならではの仕事ぶりだ。
マグカップは、Mサイズ(1,944円)とLサイズ(2,160円)の2サイズ。薄手の琺瑯ならではの繊細な美しいラインが特徴だ。箱に入っているので、プレゼントにもピッタリ。
ドリッパーは、1~2人用の2.0(3,780円)と1~4人用の4.0(4,536円)をラインナップ。円錐型の一穴タイプで、ドリッパーの内側にリブがついており、抽出時の蒸らしの時に出るガスや空気がうまい具合に抜けるように工夫されている。
ルックスはもちろん、使い勝手もナイスな一品だ。
カトラリーは、コーヒースプーンとケーキフォーク(白黒あり、どちらも648円)、スプーンとフォーク(白黒あり、どちらも864円)、コーヒーメジャースプーン(黒のみ864円)。どのアイテムにも柄にツバメマークが小さく入っているのがポイントだ。
「ツバメラタン」シリーズは、ツバメシリーズにラタンを加えたプロダクト。マグカップの持ち手にラタンを巻き、熱を通しにくく使い勝手がよくなったと同時に、琺瑯とラタンの有機的なコンビネーションが美しい。ラタン素材は使いこむほどに味が出てくるので、使い続ける楽しみもある。
ツバメラタンシリーズは、マグカップMサイズ2,700円・Lサイズ3,024円、ドリッパー2.0 4,536円、ドリッパー4.0 5,400円で展開している。
また、4月には新しく「ツバメラタンシリーズ」にホワイトが登場(マグカップMサイズ2,700円、マグカップLサイズ3,024円、ドリッパー2.0 4,536円、ドリッパー4.0 5400円)。格調高いホワイトが、食卓を彩ってくれそうだ。
ひとつひとつの製品を職人が手作業で作っているため、仕上がりに若干の個体差がでるのが琺瑯の製品のよさ。そして薄くてスタイリッシュな佇まい。
人の手が作り出す味わい深い製品を、日常に取り入れてみては?
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