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6月に入り、「梅仕事」の季節がやってきた。梅仕事とは、その年に収穫した梅の実で梅酒や梅干しなどを作ること。
・きび砂糖(種を取ったあとの梅重量の60~70%)
今回は、作ったらすぐに食べられる「梅ジャム」をご紹介。梅酒や梅シロップで使用した梅をジャムにする、というのはよくあるけれど、フレッシュな青梅で作るジャムは甘酸っぱく、さわやかな甘みの中にほんのりと苦みがあり、今しか楽しめない味わいなのだ。
パンに塗ったり、ヨーグルトに乗せるのはもちろん、クリームチーズやマスカルポーネとの相性もいい。バゲットにクリームチーズやマスカルポーネを塗り、梅ジャムを乗せれば、お酒のおつまみになる。白ワインのおともにオススメの組み合わせだ。
梅ジャムを作る時に注意したいのが、使用する鍋。ホーロー製やステンレス製の鍋を選ぼう。梅ジャムを作るときに酸味が出るので、アルミやステンレスの鍋を使うと、ジャムに金属臭が移ってしまうので要注意。
また、梅にはアクが含まれていて、実の熟度によってその含有量は違う。青いものほど多く含まれており、熟して黄色くなるにつれ少ない。硬く青い梅は水につけてアク抜きをしよう。少し熟して黄色がかったもの、完熟したものは、水に漬ける必要はない。
『旬の青梅ジャムのレシピ』
材料(作りやすい分量) ・青梅(1㎏)・きび砂糖(種を取ったあとの梅重量の60~70%)
作り方
STEP1梅を丁寧に洗い、竹串などでなり口を取り除く。
STEP2大きめのボウルや鍋に水をはり、2時間ほど梅を浸してアクを抜く。
STEP3鍋に梅、たっぷりの水を入れて中火にかけ、沸騰したらアクを取り、弱火にして15分煮て、火を止めそのまま冷ます。
STEP4果肉を適度な細かさに刻む、またはザルで濾す。フードプロセッサーなどでなめらかに仕上げてもOK。
STEP5鍋に果肉ときび砂糖を入れ、中火にかける。
STEP6沸いたら弱火にしてアクを取り除き、時々かき混ぜながら30分ほど煮る。
STEP7熱いうちに保存容器に移し替え保存する。保存容器は煮沸消毒などで殺菌しておこう。
RSSブログ情報:https://www.roomie.jp/2017/06/386968/