デスク周りにひとつあるだけで部屋の雰囲気をアップしてくれる照明を、自分で作ってみるのはどうだろうか。
今回はROOMIE ADVISERのむく太郎さんが、アンティークな雰囲気の卓上ランプのDIY手順と、制作にあたってポイント(むく太郎’s CHECK!)を教えてくれた。
むく太郎
栃木県在住のサラリーマン。民家をリノベーションしてお店をつくるという大仕事に触れ、DIYを開始。ブログ「DIYサラリーマン・むく太郎EX」を執筆。だいたい週1で何かをつくる。コーヒーとパンを愛する元バンドマン。
まずは材料を準備しよう
アンティーク風の卓上ランプのDIYに必要な材料は以下の通り。ホームセンターなどで手に入る。
・端材(台座用) 適宜・パイプブラケット 25mm径
・E17口径電球ソケット 1個
・コンセントコード オス 1m
・延長電気コード 適宜
・工作用トグルスイッチ 1個
・絶縁キャップorテープ 適宜
さっそくDIYしてみよう
1、端材を面取りするトリマーという道具を使い、端材を面取りする。これだけで台座っぽさが出る。
むく太郎’s CHECK!
台座に使う端材は、厚みがあるもの(2×4材など)がオススメ。スイッチの厚みや配線のかさばりをカバーできるものを選びましょう。
パイプブラケットの後頭部と首の真ん中に、配線を通す用の穴を鉄工用ドリルであける。
このブラケットの穴に電球のE17ソケットがピタリとはまるのだ。
むく太郎’s CHECK!
パイプブラケットを電球ソケットに代用しています。配線の通し穴をあける際は、しっかり固定して鉄工ドリルで慎重に。
配線逃しのために15mm径の穴をあけ、さらにスイッチの大きさに合わせた穴もあける。
4、台座を塗装するブライワックスなどで塗装し、乾く前によく磨く。
5、ブラケットを加工・塗装するブラケットをアスファルトに擦ったりしてエイジング加工を施し、プラスチックプライマー→乾いたらアクリル塗料→乾いたらバターミルクペイントの順で塗装する。同時に電球ソケットも塗装するとより雰囲気が出る。
むく太郎’s CHECK!
よりアンティーク感を出したいなら、少しだけ擦ったりしてエイジング加工を施します。そして荒めの塗装でより、シャビーな雰囲気が出てきます。
図を参考に配線をつなぎ、ブラケットを台座に固定する。台座の下に溝を掘り、下に出た配線を隠すとより仕上がりがキレイになる。
むく太郎’s CHECK!
配線を接続する際は「+/-」を間違えないようにしましょう。そのまま通電するとショートし、思わぬケガの原因になりますので十分ご注意ください。
まるで古道具屋さんで売ってそうな、雰囲気抜群のランプ。スイッチ付きというのも、なんだか嬉しいポイントだ。部屋のアクセントに作ってみてはどうだろう。
詳しい作り方はこちらでチェックしよう。