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リノベする物件、どう探す?経験者たちが語った「その部屋を選んだ理由」
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リノベする物件、どう探す?経験者たちが語った「その部屋を選んだ理由」

2017-12-18 11:00
    ROOMIEの連載企画「RENOVATION STORY」は、実際にリノベーションを行った物件を訪れ、オーナーに踏み切った経緯や部屋づくりのコンセプト、苦労した点などを徹底リサーチする企画。

    今回はその「RENOVATION STORY」に出演していただいたインタビューの中から『物件探しの方法と、選んだ理由』をテーマにクローズアップ。経験者の実体験をチェックし、リノベーションの参考にしよう!

    取り壊しが決まっていた物件

    神奈川県・葉山でリノベした青木さんの場合


    以前の会社の後輩が働いていた縁で、不動産会社のエンジョイワークスさんにお願いして、葉山近辺で探しました。

    葉山は友人が住んでいたり、昔からよく遊びに来ていたんです。山も海もあっていいところだなと、前から住んでみたいと思っていました。会社からの距離は、それほど気になりませんでしたね。葉山は人気のあるエリアだし、住んでみてダメだったら売ることもできるなと。まずはとりあえず住んでみようと物件を探しはじめました。

    この家は取り壊しが決まっていて、土地だけ売りに出てたんです。それをエンジョイワークスのサイトで見つけて、連絡して見に行きました。年配の方が住んでいた家で、とにかく古かった。外観もいまとはまったく違って、外は竹藪が家に覆いかぶさっていて暗かったし……更地にして売りに出すのが通常だと思います(笑)。

    「メゾネット」だとワクワクする

    世田谷区・三宿でリノベした山岸さんの場合

    三宿に来る前は横浜に住んでいました。そこは賃貸だったのですが、毎月の家賃を払うぐらいなら……と考えるようになって、思いきって家を購入することを決めたんです。特に三宿にこだわったわけではなく、いろいろなエリアを見て回った中で、物件ありきで選んだ感じです。

    建物の築年数は30年以上で、駅からも距離がありますが、広さの割にはかなりおトクだと思います。メゾネットというのも決め手でした。部屋に階段があるだけで、ちょっとワクワクするんですよね(笑)。

    雨漏りがひどくて、床も朽ちてて…でもそれがいい

    目白でリノベした建築男子のシェアハウスの場合

    普通の賃貸ではつまらないなと思って。R-STOREというWebサイトで、改装可能物件を探しました。条件は、1人1部屋持てることと、メンバーの勤務先がバラバラなので立地の利便性が高いことでした。

    雨漏りがひどくて、床も朽ちてて……傷みが相当だったので、それでもいいというか、その方が燃えるメンバーが集まりました(笑)。

    とにかく古い日本家屋で、何度か改装・改築を繰り返しているらしく、最近ではおそらく3世帯が住める賃貸物件だったみたいです。トイレが3つずつありましたが、使える状態だったのは1つだけでしたね。現在リビングにしている1階の空間も、最初は真ん中に壁が立ってましたし、洗面台やキッチンとして使われていた水回りも数ヶ所に残っています。

    資産として運用できることを条件にピックアップ

    三鷹でリノベした大嶋さんの場合


    特に引っ越し好きというわけではなく、仕事柄、東京のいろんな場所を知り、おもしろい物件に住みたかったんです。それまでは賃貸でしたが、ここはリノベーションする目的で購入しました。ゆくゆくは関西に戻るつもりなので、この家はそのあとも資産として運用できることを条件にピックアップしました。

    簡単に言えば、価格が安くて、マンションの戸数が多く、外観に少しレトロ感があって中古好きに好まれやすいこと。それから場所の良さ。主にこの4つのポイントをすべて満たしていたので、「あ、これは買いだな」と。

    その家ならではの特徴を感じた部屋

    杉並区・荻窪でリノベしたご夫婦の場合


    この物件は、自分たちでネットを使って探し出しました。不動産屋に依頼はしてみましたが、彼らが紹介してくる物件は「建売で人が住んでいない家」というものが多く、いわゆる住宅街でよく見る古い家。悪くはないけど、気持ちが高ぶらないというか、その家ならではの特徴を感じづらかったですね。

    建物自体にも魅力を感じました。この家を建てた人というのが、噺家さんを多く診ていたという変わったお医者さんだったようで、家を購入するときに不動産屋さんから当時の建築図面をいただいたんです。それを見てみると、1階にあった和室にはお茶を点てていたのか水道管が引かれていたり、お酒飲みだったらしく台所には製氷機用の配管があったりと、住んでいた人の趣味嗜好が見えてくるのがいいなと。

    貸し出すことも踏まえた上でチョイス

    江東区・亀戸でリノベした小山さんの場合


    実家のある千葉に帰りやすく、値段も安いエリアが良かったので、物件探しは江東区にしぼりました。

    お金に困ったらここを貸し出すつもりでいます。

    部屋の広さを55㎡にしたのもそういう意図があって、これ以上広い部屋だと、逆に借り手が少なくなるんですよね。本当は45~50㎡ぐらいが理想なんですが、それだとぼくたちが生活するのに狭すぎるので。このエリアにしたのも、時価が下がらないだろうという理由もあるんです。

    RSSブログ情報:https://www.roomie.jp/2017/12/410141/
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