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日本の家庭にひとつはあるすり鉢。ゴマやとろろをすり潰したり、離乳食を作ったりするのに馴染みのある調理器具です。
しかし、一般的なすり鉢は素材が溝に詰まってしまい、洗う際も一苦労。
そこで役立ちそうなのが、「すりバチ」。なんとすり鉢なのに溝がありません。
溝がない「すりバチ」とは?
「すりバチ」は、古くから食器や食に関わる道具を製造してきた萬古焼(ばんこやき)の産地である三重県菰野町のかもしか道具店で製造されています。
すり鉢に必ずと言っていいほどある “溝” がないため、一見すると洒落た食器のよう。
なのに、しっかり擦れて、しかも素材が詰まることもない。素材もキレイに取り出せるから、手入れも楽なんです。
実用的な食器
色は白・黒・藍の3カラー。白のみツヤなしで、黒と藍はツヤあり。
土台に重心を置いた構造・縦横比で縁を持たなくても安定して使えます。
そのため、すりコギをしっかり両手で持って擦ることもできるんです。余計な力がかからず、女性でもストレスを感じさせることがない使い勝手の良さが嬉しいですね。
また、素材を擦ったあと、そこへ野菜などを入れて和え、そのまま食卓に並べることだってできてしまいます。これも洗い物が減る、嬉しいポイント。
開発のヒントは、職人さんが釉薬の色味を混色した際に、溝がないのに擦れることから閃いたんだとか。
思わずゴマやエビを擦る時に立ち上る香りが漂ってくるのを想像してしまいそうな一品。
いつもより少し気軽な調理時間を届けてくれそうです。
すりバチ¥3,400(税別)
材質:陶器
サイズ:w15.5×d15×h6.3cm
RSSブログ情報:https://www.roomie.jp/2018/01/411910/