憧れのソファ、DIYしたテーブル、陶器市で買った手づくりの器。

もちろん大すきで大切だけれど……

年齢や状況に関係なく、すべてのひとたちに使いやすいインテリアってどういうもの?

そんなことを考えたのは、スウェーデン生まれのイケアが今日発表した新シリーズが、人間工学の専門家と開発した「OMTÄNKSAM/オムテンクサム」だったから。

「オムテンクサム」は、老若男女・高齢者や障害者もみんながひとしく使えることを目指すインテリアです。

歳をとっても、かわらず「家で暮らす」から

「オムテンクサム」は、思いやりがあるという意味。

わたしはまだアラサーなので、聞いたときには「自分の両親へいいのでは?」と思ったのですが、「誰の暮らしも快適」にサポートし、しかも機能性もデザイン性もそなえたものばかりでした。

カバーがまるっと洗えるソファ、すべらないマット、割れないお皿……

例えば、ウォッシャブルで背もたれが安定したソファ(順次発売)は、メガネ入れがサイドについていて、立ち上がりやすいクッション(¥2,999)も。

すべり止めつきで食べやすいランチョンマット(¥599)と、持ち上げやすく落としても割れない食器(¥399〜499)。

腰のためのクッション(¥1,999)は、オフィス使いもよさそう。

そのほか、固いフタを開けるキャップオープナー(¥149)や持ちやすいグラス(順次発売)、かがまなくてよく、視力が弱いひとも見やすいカラーの靴べら(順次発売)など。

認知症や高齢者のひとのみでなく、子どもや若者も使いやすそうですね。

人間工学の専門家がサポート

高齢化社会が進むなか、ケア用品は高額なうえ、デザイン性に優れていないことが構想の発端だったそう。

そこで、人間工学の専門家、作業療法士、介護業界研究者のサポートを得て、ケアする側とされる側の視点で開発されました。

重視したのは、安全性や機能性はもちろん、コントラストのある色合いや、美しいデザイン。

家で過ごす時間が、一生たのしいものであるように

「一時的にしろ、永久的にしろ、私たちの誰もが、いずれどこかの段階で、日常のちょっとしたサポートの恩恵を受けることになります」(AnnaKlara Stenberg Gleisner、人間工学にフォーカスしたデザイナー)

今後、家でも危険度の高いバスルームアイテムも展開予定。

「オムテンクサム」が、いろいろなひとの暮らしを少しラクに、快適にしてくれるとうれしいですね。

OMTÄNKSAM/オムテンクサム コレクション[IKEA]
サポート機能に優れた思いやりシリーズ「OMTÄNKSAM/オムテンクサム」を発表[PR TIMES]
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