デザイナー石川俊介によって2003年に生まれたmarka(マーカ)に端を発するメンズブランド、MARKAWARE(マーカウェア)。

洋服づくりにおける全アプローチを国内で行うなど徹底したこだわりとともに、大人のための洗練されたハイエンドガーメントを提案。

そんな中、「クラフトな遊び心地」を掲げるROOMIEが、コレはワクワクする!と興奮したアイテムを定期的にご紹介していきます。

今回は中目黒にあるマーカウェア直営店、パーキングからお届け。

ブランドの代表的アイテムをチェック!

MARKAWARE 「ファーマーズジャケット」(税別40,000円) 「ファーマーズパンツ」(税別28,000円)

オトコたるもの、一度は憧れるのがデニムのセットアップ。

それをサラリと着こなして登場したのは、ショップマネージャー / プレスの山本さん。

「デニムのカバーオールは、僕たちが毎シーズン一貫して提案しているアイテムなんです。」

中でも、今季注目したいのはその収納力だそう。

360度ぐるり1周収納ポケット!

「ファーマーズジャケット」というだけあって、背面までぐるりとビッグサイズのポケットが!

サイフや手帖なんかはもちろん、タブレットなんかもすっぽり収まってしまいそう。

なにかと手ぶら贔屓なアイテムが注目を集める昨今。

シークレットポケットのあるジャケットや、バッグ一体型のブルゾンに加え、いよいよカバーオールがラインナップされたってワケです!

デニムセットアップなのにオトコ臭くないのはナンデ?

見た目で特徴的なのは、「カバーオール」にありがちなオトコ臭いイメージがかなり抑えられていること。

どこかパジャマを思わせる、肩の力の抜けた一枚に仕上がっているのがユニークです。

着させていただくと、洗いのかかった生地はやわらかで、着心地もバツグンです。

これを1枚羽織って、爽やかに、力を抜いて街を歩きたくなります。

一瞬で目を引くベルト

実は、セットアップで着られるパンツにも、いくつかのギミックが。

まず、なんといっても目を引くのは、パンツに付属している存在感抜群のベルト。

このところストリートでは、スケーターが靴紐をベルト代わりにするスタイルが流行っていたり。

対するこちらはファーマーズパンツの名に沿って、麻ヒモを使うなんて……。こりゃ一本取られた!

上品に履けちゃうヒミツって…?

さらに裾口に目をやると、そこにはシンプルなドットボタンが。

閉めると……

パンツの裾がキュッとすぼまって、まるでテーパードパンツのように!

シルエットが変わるだけで、着こなし全体に上品さが漂うのが不思議!

デザイナー石川俊介さん、登場!

さて、パーキングへ取材に伺ったこの日、お店まで特別に駆けつけてくれた人物がいます。

なんと、デザイナーの石川さん!

この「ファーマーズジャケット/パンツ」に使われるデニム生地のヒミツについて教えてくれましたよ。

「生地はね、トルコのオーガニックコットンを使って糸から別注でつくってあります。

染めはなんてことない普通の合成インディゴですが、もともとお付き合いのあったデニム屋さん専属の機屋さんにお願いして織ってもらってます。」

「デニムって、ほかの生地とは染め方が全く違うんですよ。

それはロープ染色という染め方なんですけど、実はそれをできる設備を持っている会社は、日本にはわずか数社しかありません。

世界に目を向けても、同じようにその数はかなり少ないんですよ。」

僕たちが日々当たり前のように着ているデニムアイテムが、実はそんな希少な技術によってつくられていたなんて……。

それをセットアップという形で贅沢にも全身で纏えるって思うと、なおさら大切に着ようって思えそうだ!

[MARKAWARE]

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