居酒屋でお酒を飲みながらグチをこぼしたり、用もないのにフラフラとショッピングモールを歩き回ったりするのが難しい、今。
だけど暮らしに制限があるこの自粛期間にだって、充実した時間を過ごせるかもしれない。
何かをガマンするのではなく、自分にとっていちばん身近な“暮らし”を整え、“家”と向き合うための時間にできたら。
ROOMIEでは部屋づくりの達人であるネイバーズ(=「みんなの部屋」出演者)に、家時間を充実させるための心得を聞きました。
吉祥寺・森野さんの場合
Photographed by Kayoko Yamamoto
名前:矢島竜太さん、森野日菜子さん職業:フリーウェブデザイナー・プログラマー(矢島さん)、フリーライター・編集者(森野さん)
場所:東京都武蔵野市吉祥寺
面積:37.32㎡
家賃:10万円(管理費込み)
築年数:47年
森野さんのお部屋について、詳しくはこちら↓
お金をかけずに欠点を楽しむ。手作り感いっぱいのフリーランス・カップルの暮らし(吉祥寺)|みんなの部屋 - ROOMIE(ルーミー)
今、自宅で一番長くいる場所はどこですか?
写真提供:森野さん(以下同じ)
南向きのリビングルームです。
わが家のリビングルームは窓も大きく午前中は光がたっぷり入るので、朝ヨガや午前の仕事はいつもこの部屋でしています。
作業やオンラインミーティングは、リビングの隅にあるスタンディングデスクで。
ずっと立っていると疲れるので、短時間で集中したいときに使っています。
自宅で仕事や作業をするために心がけていることはありますか?
1日8時間仕事しようと思わないことです。
自宅での仕事だと、通勤もなく細かな移動もないので意外と時間はあまります。
だからこそ、夜7時とか8時までだらだら仕事するのではなく、朝は8時頃の早めの時間に始めて、夕方5時には作業を終わらせるようにしています。
北欧の人たちの暮らしをちょっと意識して、労働時間を短くし、まとまって取れる余暇時間を楽しもうという気持ちですね。
日中も、朝ヨガしてお昼前に体を動かして、午後眠くなってきたらまた軽く運動するなど、ずっと仕事をしないように心がけています。
家ごもりのなかで役立った家具・アイテムを教えて下さい。
DIYしたスタンディングデスクは、本当にあってよかったです。
もともと同棲している彼と私、2人ともフリーランスなので必要だったのですが、改めて同じ空間に24時間いるようになると、個別のスタンディングデスクがプライベート空間になって安心できる場所になりました。
スタンディングデスクは、板と足を買って、下に什器を入れて本棚のようにしています。
家ごもり中、リラックスするためにやっているコトや工夫があれば教えて下さい。
毎朝のヨガは、大切にしています。
運動不足解消の意味もありますが、毎日「どんな気持ちか」「不安なことや気になることがあるか」を自分の心に聞いて、そういう物事から少し距離を取るための時間としてヨガは欠かせません。
毎日のルーティーンにしているのでマットの上に座るだけで安心できて、まあどうにかなるだろうと物事を気楽に構えられるようになるなあと思っています。
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