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熱燗も冷やもワンボタンで。10〜60℃まで日本酒の変化を楽しめる万能酒器「hiyakan PRO」
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熱燗も冷やもワンボタンで。10〜60℃まで日本酒の変化を楽しめる万能酒器「hiyakan PRO」

2022-11-03 09:30


    Photographed by kisodesign ライフハッカー[日本版]より転載。

    温度変化により、さまざまな味わいが堪能できる日本酒。常温に冷や、熱燗のそれぞれで飲み口が変わり、同じ銘柄でも多角的に楽しめる点も、大きな魅力のひとつですよね。

    とはいえ、自宅で細かく温度を管理するのはなかなか大変。晩酌の時間にいちいち温度計を使っていては興ざめですもんね…。

    より手軽に日本酒の温度変化を楽しみたいなら、machi-yaでプロジェクトを実施中の「hiyakan PRO」はまさにうってつけの品と言えます。老舗の鋳物メーカーによる酒器と、ペルチェ素子を採用した冷温気がセットになっていて、ボタンを押すだけで日本酒の温度を10〜60℃まで変化させることが可能です。

    お借りしたサンプルを試用して、定番の純米大吟醸「獺祭 45」を冷やで楽しんでみました。

    こだわりが満載の酒器&冷温器


    「hiyakan PRO」に付属の酒器は、富山県高岡市の鋳物メーカー・株式会社能作(のうさく)が手掛けた自信作。職人が1点1点鋳造し、取手の籐は職人による手巻き作業によって仕上げられます。

    本体には熱伝導性に優れた錫(すず)が採用されており、燗が早くついて冷酒も涼やかに引き立つのが魅力。1〜2分冷蔵庫で冷やせば、冷たい飲み物がより一層おいしく感じられるそうです。

    抗菌作用にも優れており、錫の器にお酒を入れると“雑味がぬけてまろやかになる”なんて古い言い伝えも。日本酒以外を飲むときにも役立ちそうな、重厚感と確かな存在感のあるプロダクトです。


    一方、冷温器には半導体素子のペルチェ素子が採用されており、加熱と冷却の両方を実現。

    電気を流すことにより片側で冷却し、もう片側で加熱が行われます。電流を流す方向を反対にすれば、冷却と加熱が逆になる特性があるため、日本酒の温度変化を叶えるにはうってつけ…というわけですね。


    取扱説明書や飲み方メニューも付属しているため、使い方に困ることはまずなさそう。


    特に飲み方メニューは、温度による味の変化が想像しやすく、飲むのが待ち遠しくなりますね!


    冷温器の上に酒器を乗せると、どことなく思い出すのがアレ。…そう、「hiyakan PRO」のデザインモチーフは日本人にとっておなじみの富士山です。日本酒や伝統的な鋳物の魅力を伝えるためには、うってつけのリファレンスかもしれませんね。

    「獺祭 45」を冷やで堪能


    さて、いよいよ「hiyakan PRO」を試用してみることに。

    だいぶ肌寒くなってきたので熱燗が恋しい気もしますが、「獺祭 45」は公式ページによると10〜12℃で飲むのがオススメとのことなので、今回は冷やにしてみました。機能としても珍しい印象ですよね。


    電源は、付属のアダプタを冷温器にさし込みます。


    酒器に1合(180ml)の日本酒を注いだら、冷温器背面のボタンにタッチ。

    「電源ON→じっくり加熱(赤)→冷却(青)→飛切加熱(赤)→電源OFF」の順でタッチする度に切り替わるほか、長押しすると「保温」に設定できます。動作中、少しは音がするかな? と思いましたが、これが非常に静か。ゆったりとお酒を楽しむ場面でも、雰囲気を阻害しません。

    今回利用するのは「冷却(青)」ですが、触れておきたいのが「飛切加熱(赤)」です。こちらに設定すると、わずか20分で50〜55℃、30分で60℃に到達するため、これからの季節に時短で熱燗を楽しみたいとき、大いに重宝するでしょう。


    話が少しそれましたが、冷却前は日本酒の温度が23.6℃でした。試しに飲んでみるとやはりふくよかな米の味わいが強く出ている印象。現時点でもコクがありつつスッキリとした飲み口でしたが、どのように変化していくでしょうか?


    15分ほど時間をおくと、日本酒は14.9℃に。「涼冷え」と呼ばれる温度(15℃)とほぼ同様です。

    冷蔵庫に入れておくとうっかり「冷やしすぎた!」といったケースもありそうですが、基本的には放っておくだけでいいのは非常に楽なポイントでしょう。多少冷やしすぎても、少し時間をおくだけで温度調節できるところもいいですね。


    味見してみると、先ほどよりうまみがシャープに際立った印象を受けました。華やかな香りも健在で、非常にバランスが良い飲み口です。リターンによっては、錫製のお猪口が付属するのも嬉しいポイントでしょう。


    もう15分ほど待つと、今度は7.6℃になりました。「花冷え」の温度(10℃)よりやや冷えている状態です。

    ここまで冷やすと、飲み口はかなりスッキリ。甘みや香りは抑えめになりますが、淡白な料理とかなり合いそうです。なぜか無性に白身魚の刺し身や冷奴などが食べたくなりました(笑)。

    試用して感じた最大の魅力は、日本酒とじっくり向き合う心構えができる点。さまざまな表情が温度変化によって見えてくるので、飲んだ銘柄により一層愛着が湧きそうです。

    日常的に日本酒を飲む習慣がある方には、ぜひ試してみてもらいたい「hiyakan PRO」。

    machi-yaで実施中のプロジェクトでは、酒器や冷温器などがセットになったスタンダードセットが一般販売予定価格から15%OFFの39,270円(消費税・送料込み)にて支援可能な状況です。

    先ほどご紹介したお猪口や、長野県佐久市の酒蔵・土屋酒造店の限定酒「亀の海 秘蔵大吟醸vintage」が付属するリターンも。詳細は、下記リンク先ページを要チェックです。

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