料理家の松本日奈さんが、キッチンにまつわるあれこれをつづる連載「キッチンにひと工夫」。

今回は、冷た〜くしていただきたい「出汁トマト」のレシピをご紹介します。

旬のトマトの美味しさを丸ごと味わう

サラダにソースと、いろんな食べ方が楽しめるトマトですが、「出汁トマト」って聞いたことはありますか?

トマトの出汁びたし、トマトのおひたし、などとも呼ばれ、この季節にぴったりの料理です。

冷やすとフルーツみたいにジューシー。厳しい暑さが続くなかで、食欲のないときにもするっと食べられてしまいます。

まるっとしたビジュアルもかわいいですよね。

出汁トマト

トマトの皮を湯むきすることで、内側まで出汁がしっかりしみます。

「湯むきは大変」というイメージがありますが、思ったより簡単ですし、つるんっときれいに皮がむける作業は楽しいので、ぜひやってみてくださいね。

<材料>

・トマト…3個
・白だし…50ml
・酢…大さじ2〜3
・塩…ふたつまみ
・唐辛子(種を取る)…1本(あれば)  

<つくり方>

1. トマトはへたの周りにぐるりと切り込みを入れてヘタを取り、お尻のほうには十字に切り込みをいれる。

2. 鍋に湯を沸かし、トマトを湯の中に入れて15秒ほどすると、切り込みを入れたところから皮が少しむけてくる。たっぷりの水にとり、トマトの皮をつるんとむく。

3. 耐熱容器にトマト以外の材料を入れ、レンジで塩が溶けるまで温める(600wで40秒くらいが目安)。

4. 容器に湯むきしたトマトを並べて入れ、キッチンペーパーをぴたっと被せて、冷蔵庫で冷やす。ときどき上下を返して出汁になじませ、半日くらいで食べごろになる。

<ポイント>

トマトは大きいものでも、ミディサイズのフルーツトマトでも、ミニトマトでもOKです。

せっかくだから、一度にたくさん湯むきして、出汁に漬けてストックしておくのもいいですね。

皿に盛り付けたら、ごま油をまわしかけると、コクが出てより美味しくいただけます。

このまま、まるっといただくのはもちろん、トマトを刻んで素麺やパスタと絡めたり、お豆腐の上にのせたり、豚しゃぶにかけてサラダ風にしたりしても爽やかで絶品ですよ!

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