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味がしみしみ〜!まるっと冷やして食べたい「出汁トマト」|キッチンにひと工夫
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味がしみしみ〜!まるっと冷やして食べたい「出汁トマト」|キッチンにひと工夫

2023-08-09 19:30
    料理家の松本日奈さんが、キッチンにまつわるあれこれをつづる連載「キッチンにひと工夫」。

    今回は、冷た〜くしていただきたい「出汁トマト」のレシピをご紹介します。

    旬のトマトの美味しさを丸ごと味わう

    サラダにソースと、いろんな食べ方が楽しめるトマトですが、「出汁トマト」って聞いたことはありますか?

    トマトの出汁びたし、トマトのおひたし、などとも呼ばれ、この季節にぴったりの料理です。

    冷やすとフルーツみたいにジューシー。厳しい暑さが続くなかで、食欲のないときにもするっと食べられてしまいます。

    まるっとしたビジュアルもかわいいですよね。

    出汁トマト

    トマトの皮を湯むきすることで、内側まで出汁がしっかりしみます。

    「湯むきは大変」というイメージがありますが、思ったより簡単ですし、つるんっときれいに皮がむける作業は楽しいので、ぜひやってみてくださいね。

    <材料>

    ・トマト…3個
    ・白だし…50ml
    ・酢…大さじ2〜3
    ・塩…ふたつまみ
    ・唐辛子(種を取る)…1本(あれば)  

    <つくり方>

    1. トマトはへたの周りにぐるりと切り込みを入れてヘタを取り、お尻のほうには十字に切り込みをいれる。

    2. 鍋に湯を沸かし、トマトを湯の中に入れて15秒ほどすると、切り込みを入れたところから皮が少しむけてくる。たっぷりの水にとり、トマトの皮をつるんとむく。

    3. 耐熱容器にトマト以外の材料を入れ、レンジで塩が溶けるまで温める(600wで40秒くらいが目安)。

    4. 容器に湯むきしたトマトを並べて入れ、キッチンペーパーをぴたっと被せて、冷蔵庫で冷やす。ときどき上下を返して出汁になじませ、半日くらいで食べごろになる。

    <ポイント>

    トマトは大きいものでも、ミディサイズのフルーツトマトでも、ミニトマトでもOKです。

    せっかくだから、一度にたくさん湯むきして、出汁に漬けてストックしておくのもいいですね。

    皿に盛り付けたら、ごま油をまわしかけると、コクが出てより美味しくいただけます。

    このまま、まるっといただくのはもちろん、トマトを刻んで素麺やパスタと絡めたり、お豆腐の上にのせたり、豚しゃぶにかけてサラダ風にしたりしても爽やかで絶品ですよ!

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