※本記事は2021年10月9日に公開された記事の再掲載です。
Text and Photographed by 服部 隆宏 すっきり晴れる日もあればいきなりの雨に見舞われる日もあったり……、曖昧な季節模様が続いています。

季節の変わり目は雨が多いので、ワークマンのレインスーツが出番かもしれません。

決定版のようなレインスーツ


ワークマン 「NR001 INAREM(イナレム)ストレッチレインスーツ」 4,900円(税込)

その名は、「イナレムストレッチレインスーツ」。

ワークマンのベストセラー「レインスーツストレッチパーフェクト」と比べて耐水圧2倍、透湿度3倍弱の猛烈なスペックを持つ、控えめに言って最強では……?なレインウェアです。

上下着てみると、こんな感じ

登山ウェアのような見た目で、ブラック、ベージュ、オリーブといった落ち着いたカラーバリエーション展開も◎。

急な雨に見舞われたときに、さっと羽織っても違和感のない配色はアウトドアシーンだけでなく、日常でも活躍してくれそうです。

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登山ウェアにも引けをとらない防水性と透湿性

防水性はバッチリ耐水圧20,000mm、透湿度25,000g/㎡/24h。

これは、ワークマンのウェアでも最高水準! 登山ウェアの最低基準を満たす性能といえるでしょう。

生地は3レイヤー構造の生地が上下につかわれており、かなりしっかりしています。

この仕様で4,900円は、毎度ながら驚きですね。

防水性抜群でしっかり水を弾いています。雨のひどい日に長時間使用した際はじんわり生地が湿っているような感じにはなりましたが、中まで浸水しなかったのはさすが。

着てみると分かるのですが「レインスーツストレッチパーフェクト」と比べ、蒸れがかなり軽減されています。

どれくらい軽減されているかというと、夏場でない限りはそのまま着ていても不快にならないくらい快適です。

ストレッチ性もしっかりあり、重量も560gと標準的な登山ウェア並。

サイクリングやハイキングなど、さまざまなシーンで活躍してくれそうです。

シンプルながら基本的な機能はしっかり

ポケットは胸元に1つ、腰元に2つです。

止水ジッパーが、雨水の侵入もしっかり防いでくれそうですね。

背面生地が長めに取られているので、自転車などの屈み姿勢でも腰がめくれ上がらない!

この地味な気遣いがありがたいですね。

携帯用の袋も付属しています。

畳んだ大きさは少し大きめなので気軽に携帯とまではいきませんが、ザックの中に忍ばせられるくらいの大きさです。

残念なところ:あくまでレインスーツという設計

「イナレムストレッチレインスーツ」はコストパフォーマンス抜群の、素晴らしいレインスーツだと思います。

残念なところを強いてあげるとすれば、ポケットがベンチレーション仕様になっていないことでしょうか。

が、水の侵入がないように配慮されているレインスーツのポケットは普通はベンチレーション仕様にはなっていないので本当に強いてあげると、ですね……。

性能の良いレインウェアがほしい。けど手頃な価格で良いものを探したい。

そんな人にかなりうってつけのウェアだと感じました。

ちょっと落ちてきた撥水性が復活する「魔法の洗剤

モンベルの「ストームクルーザージャケット」は普段使いのレインウェアとは比べ物にならないくらい快適!

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