Claire Lower – Lifehacker US[原文]訳:ライフハッカー・ジャパン編集部
ライフハッカー・ジャパンより転載:
冷凍ブロッコリーは地味な食べ物ですが、便利で栄養価があり、お値段も手ごろ。
ですが冷凍のブロッコリーの問題は、その食感です。
うまく調理できないと食感は失われ、パリッとしてくれなかったり、端の部分が焦げてしまったり…。
料理本の著者として知られるリズ・ムーディ氏は、この問題を水が原因であると説明しています。
そこで、冷凍ブロッコリーの小房と茎に調理用油を塗ると、水分が溶け出す時に油がブロッコリーを覆ってくれるので、その水分がどこにも逃げなくなります。この水分でブロッコリーが蒸し上がり、パリッとしてくれるのです。
ムーディ氏の解決策はシンプルです。
まず最初は油なしで焼きます。そうすることで、水分が蒸発し、小房が茶色く焼けてパリパリになります。
ほどよく茶色くなったら、ブロッコリーに少しの油をつけ、お好みで調味して、それから数分間オーブンで再加熱してください。
温度を下げることを考慮する
ムーディさんは、素早く超パリパリにするために204℃という高温を使用していますが、この方法ではどんな温度でも大丈夫です(通常、新鮮なブロッコリーを焼く時は、オーブンを低い、162℃に設定しますが、冷凍の場合も同じで問題ありません)。
重要なのは表面の水分が蒸発し、ブロッコリーが茶色くなってから油を使うことです。
これは低温ではより時間がかかってしまいますが、均等な調理が可能になります。焼き具合にむらができるの防ぎ、均一に焼かれ、濃縮された風味のあるブロッコリーが仕上がります。
予熱の時間を待つ必要もありません。冷凍の小房を鍋に入れ、オーブンで温めるだけで十分です。
ワイヤーラックを使う
ムーディ氏はパーチメントで覆った天板でブロッコリーを焼きます。ですが、個人的にはもっと良い方法があります。
空気の流れは湿気を飛ばすのに役立つので、ワイヤーラックにブロッコリーを置いて天板にセットすれば、野菜のまわりにより多くの空気が循環。焼くプロセスを早めつつ、均一に調理することが可能です。
冷凍ブロッコリーを焼く方法
調理時間と温度はオーブンによって異なります。
オーブンによってはコンベクション設定があり、野菜を焼く時に利用することができます。これも湿気を早く飛ばすのに役立ちます。
ムーディ氏が提案する204℃で加熱すると、小房の冷凍ブロッコリーは約20分でちょうど良い焼き加減になります。
一方、私のやり方だと、162℃(コンベクション設定を使用)では、小さな小房には約30分(予熱時間を含む)、中サイズのピースには約35分、大きなものには40〜45分かかりました。
エアフライヤーを使用する場合、温度を少なくとも162℃に下げ、10分後から焼き加減を確認しはじめてください。
ブロッコリーが焼けて茶色くなってきたら、焦げる前に、油を使いましょう。オリーブオイル(またはダックファット、ベーコングリースなど)を垂らし、塩などのお好みの味付けをし、最後の5分ほどオーブンに戻してください。
これで、食感が抜群なブロッコリーのできあがりです。
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